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温かい缶コーヒー

テーマ:カンドーばなし
534 :(仮称)名無し邸新築工事 :sage :2009/07/10(金) 20:34:48 ID:???

昔、基礎屋で働いてたときの話なんだけど聞いてくれ

真冬に、吹きっ晒しの現場で震えながら基礎やってたんだが
毎日、施主さんの奥さんが、幼いお子さんを自転車の
後ろに乗せて、必死で漕いで現場にきて
人数分の温かい缶コーヒーを「ごくろうさまです」
と渡してくれる、そんな現場があったんだよ

ある日、作業してたら雪が降ってきて、こりゃー今日は
もう無理だなって思ってたら、親方がこう言ったんだよ
「この雪でも奥さんは絶対くる、だからそれまで待とう」って
で、傘さして待ってたら、奥さん本当に来たんだよな
降りしきる雪の中、白い息を吐きながら、ほっぺた真っ赤にして
必死で自転車漕いで、現場まで来てくれた
思わず奥さんに向かって手を振ってしまった
横を見たら親方も手を振ってた

あの缶コーヒーの味は絶対忘れない

あの家の基礎は、奥さんがもってきてくれた缶コーヒーみたいに
冬でも暖かくなるよう、心をこめて仕上げました
いつまでもあの家で、お元気で暮らしてください





祖母の言葉

テーマ:カンドーばなし
907 名前:可愛い奥様[sage] 投稿日:2009/06/14(日) 13:38:58 ID:n3gsVWXl0

OLだった頃、上司と不倫街道まっしぐら寸前までいったが
「選択に困った時は、自分を好きでいられる方を選ぶんだよ」という
祖母の言葉が頭をかすめ、ハッと我に返った私は上司を突き飛ばして逃げた。
おぼこい箱入り娘だった私は上司の熱烈な甘い囁きに
フラ~~ッとしてしまったんだな。くわばらくわばら。
その後、上司は私の同期と不倫の果てに失踪した。
あの時、間違いを起こさなくて良かった。一生後悔するところだった。
不倫へ突入していたら、不細工だが誠実で優しい旦那に出会えなかったし、
旦那にそっくりで不細工だが心優しい正直者の息子にも出会えなかっただろう。
人生というのは、ほんの一瞬の選択で一変するのだと思い知った出来事だった。
ばあちゃん!大切なことを沢山教えてくれてありがとう。
「不幸っていうのは、他人と比べた瞬間から始まるんだよ」と
「一度でも魔が差す人間は、何度でも魔が差すものなんだよ」
という言葉も忘れないよ!



聞こえる耳

テーマ:カンドーばなし
273 名前:恋人は名無しさん[] 投稿日:2009/01/09(金) 13:06:23 ID:UoLU0LQ60

あたし両耳難聴で右耳まったく聞こえないんだ
左耳はちょっとだけ聞こえなくてうまれつきなんだよね
今彼さんに言ったら別れるって言われると思ったけど正直にいった
そしたら「ふ~ん…で?」って
うちが「何にも思わないの?」って聞いたら
「何を思う必要があるの」っていってくれた

今半年以上つきあってるんだがしゃべるときもご飯食べるときも自然に左にきてくれる

大事にしたい
愛してます




記念に残った誕生日プレゼント

テーマ:カンドーばなし
114 :名無し記念日:2009/10/28(水) 02:17:48 ID:???
30歳の誕生日に30本の薔薇。
ドラマの世界のようでくすぐったいけど、憧れていた。
まさかの三十路だったけど嬉しかった。
旦那が後ろに隠しながら、私の所に持って来る姿は昨日の事のように覚えてる。
照れと驚きでありがちな反応しか出来なかったけど、感動していた。




117 :名無し記念日:2010/01/28(木) 22:54:36 ID:NyEGyako
偶然にもオレの誕生日に娘が産まれた。
後にも先にもこれ以上最高なプレゼントはないです。
娘よ、ありがとうね。




憧れの人と変人と

テーマ:カンドーばなし
386 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 19:40:32 ID:+ibEKJ7A

小中学生の時は特に女の子は、誰からも憧れられる子がいたはず
あの子もそんな女の子の一人で、彼女と仲がいいことが女子たちのステイタスになっていた

私は変わり者として他校にも知られた存在で、後輩たちからも馬鹿にされていた
別に構いはしなかったが、歩くすぐ後ろをついて回りずっとひそひそくすくす笑われるのは嫌だった
そんなある日、私が知的障害者だと言う噂が立ち、
「やっぱりね。馬鹿だもん」と後ろで言われるようになるとさすがにキレそうになり、
一言文句を言おうと振り返ると同時に乾いた音がした
頬を押さえる後輩たちをあの子が冷たく見ていた
「(私)が手を汚すことはないわ。それは私の役目よ」
そう言うとパンッともう一発後輩たちの頬を叩いた
「後輩が先輩馬鹿にするなんて礼儀知らずにもほどがある。
ましてやあんたたちごときが私の親友を傷つけるんじゃない」
冷たく言い放つと私の腕を取った
「彼女は私のただ一人の親友よ。大事な友達を馬鹿にすることは許さない。
彼女だけなんだから。私とありのままで一緒にいてくれるのは」
それ以来、私の立場が気持ち悪いくらいに変わった
でも、私は変わらずに変人であり続け今に続き、あの子も華であり続けている
だけどあの時の言葉は忘れない
すっとしたと同時に心から友情を感じた瞬間でもあった


武勇伝になるかな?

妻と初めてした会話 花ゲリラ

テーマ:カンドーばなし
151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 00:52:51
朝4時の話。
嫁「……(黙々と道端の花にペットボトルで水をやってる)」
俺「(道端にうずくまってるように見え)どうしたんですか?大丈夫?」
嫁ダッシュで逃走。
嫁「悪いことはしてませんからーーーー!」
後には桃色タンポポ。
嫁は空き地に種撒く花ゲリラだった。




152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 01:04:27
>>151
kwsk!




153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 02:25:49
>>152kwskありがとう。
ここじゃスレチな気がしたから、上にもあった
結婚に至った過程を思い出して語るスレ 2
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1260104723/に貼ってきた。
酔っ払いの独り言だが良ければ是非。





※移動先スレ

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 02:20:35
初めてした会話スレ>>151だ。
まず、園芸板に花ゲリラスレと言うのがある。
空き地とか道端とかの隙間に、それほど目立たない植物をこっそり植えてこっそり世話する。
そのスレを見ていったら、桃色タンポポのゲリラに成功したと言う奴がいた。
桃色タンポポは下手すれば真っ赤になったり、
真っ白な花びらに点々と赤が散る惨劇の花になったりする、
普通に育ててもなかなか難易度の高い花だ。
同じ頃、ちょっと頭の病気やって失明するかもしれないと言われていた俺は、
毎晩読書して夜明かしして日の出とともに散歩に出て一日を過ごす生活をしていた。
とにかく眠る時間を恐れるようにして色々なものを見まくろうとしていた。
眠るのに目を閉じてまた開いたら何も見えなくなってた…と妄想すると怖くてたまらなかったからだ。




100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 02:21:57
毎朝、すげぇこんなに綺麗に、と感心してるうちに、
時々子供やスイーツたちが持っていってしまうのが惜しくなってきた。
花ゲリラスレで見たのはここのことかもしれないと考えながら、毎朝毎朝見に来た。
そして嫁と出会い、次の日張り込んだ。
しかし嫁は重度の引きこもりで人間が怖いときた。
俺に話し掛けられた衝撃で出歩かなくなったらしい。
俺は何やら意地になってしまい、ある夜一日張り込むつもりで待機した。
そしたらあの怖がりはやってきた。人怖い<花心配だったそうだ。





101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 02:24:06
そこからはとんとん拍子だった。
どうせもう見えなくなるんだから顔をよく見せてくれとたびたび会う約束をし、
花を見せろと家に通い、かわいい姿を記憶したいからとオシャレさせ、
見納めだからと映画に行きまくり、ついでに最後の思い出にさせてくれと頼んで旅行にも行った。
嫁はよく頑張った。
俺が家に行ってインターホン鳴らして出るのに30分かけてた頃から、今は人混みにも行ける。
嫁との旅行は富良野に行った。
ラベンダー畑を見ていた時、睡眠不足の皺寄せが来て俺はぶっ倒れた。
あの対人恐怖症の嫁が、人があんまりいないからって理由で北海道に行きたがった嫁が、
助けを呼びに走ってくれたんだ。
何時間か寝て、目覚めた俺は色々な気持ちが吹き出して嫁に縋って泣いた。号泣した。
そうして嫁に抱きしめられながら、手術が怖いことを打ち明けた。
でも手術を受けるべきだと言う嫁に「俺と結婚してくれるんだったら手術受ける」と言った。
本当は「手術が成功したら結婚してくれ」と言いたかったが
いざとなったらガキみたいな本心が出たってことだな。
結局眼鏡が手放せなくなった程度で今もこうして楽にネットできるし、横では嫁が寝てる。

ちなみに嫁はネラーではないと言い張っているため、あの時のレスが嫁かは解らない。
ぬるぽって言うと顔あかくして「…がっ……」って言うのにな。





102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 02:31:5
0
感動的過ぎる




Boxer

テーマ:カンドーばなし
11 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2010/02/26(金) 12:28:50
去年試合見に行ったら
さえねえオッさんが選手で来てた。
で、その家族(嫁、男の子)も応援に来てたらしく試合前に
嫁「あんたどうせすぐやられるんやから怪我だけはやめてよ。」
「父ちゃんホンマにボクシングできるん?」
オッさん「うん、見に来てくれてありがとうね。」
て感じで情けなさ全開だった。
その日の試合は全体的にレベルが低くて会場の空気もゆるゆる。




12 :名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2010/02/26(金) 12:45:22
でもそのオッさんの試合が一気に会場のボルテージ上げたんよね。
相手は大学一部の選手で凄い打ち合いになって。
3ラウンドは大学生のほうが何度もクリンチで逃げるほど。
結局2ポイント差で負けたけどオッさんがリング降りるとき
会場の人間がみんな拍手してたし。
嫁と子供はびっくりしてポカーンて感じだった。
オっさんが戻ってきたら子供が
「俺もボクシングやりたい。」
て言ってたという、まあ俺が少し感動したから
カキコしてみました。
長々とすんません。


爺ちゃんと婆ちゃん

テーマ:カンドーばなし
628 :スペースNo.な-74:2010/02/23(火) 18:59:35

夫婦の機微は本人たちにしかわからないからねぇ。

うちの婆ちゃんは爺ちゃんのことを
「終戦で帰ってきた時にはガリガリで100年の恋も冷めるような有様だった」
「東京に出たかったから(爺ちゃんと)結婚した」
「私がいたから無一文からここまでになれたのよ」
とさんざんに言ってて、そこまで言うことないのに……と
私は内心爺ちゃんがかわいそうに思ってた。

去年の秋、爺ちゃんが死んだ。
寝かされてる爺ちゃんの前で婆ちゃんが一言、
「結婚するならおじいちゃんみたいな人を探しなさい。結婚して60年、ずっと幸せだった」

婆ちゃん、最後の最後にのろけたかwww爺ちゃんの前でww
と、そんな状況じゃないのに思わずなごんでしまった。




苦手な上司

テーマ:カンドーばなし
767 :名無しの心子知らず:2010/02/20(土) 19:09:49 ID:o/MTI3aP
長文ですが…

職場が忙しい時に初めての妊娠。
つわりで朝辛く、半日なんとか出勤していたけど、周りは残業残業…
「また半日?」「いつになればあてに出来る?」とイライラ言われることも多かった。
厳しくて笑わない苦手な総務部長に毎回半休届けを出すのも気が重かった。
欲しくて授かった子だけど、妊娠したことは周りはには迷惑にしかならないんだ。と毎日考えていた。


その日は急ぎの仕事をどうしても人に頼みづらく、無理して朝から出勤したけど、フラフラ。
何とか仕事を終わらせ、視線は痛かったけど早退することにした。

総務に届けを出しに行くと、いつも無言で受け取る部長「もう何回目かね?」
ヒッ!喋った!とおののきつつ
「やや休んでばかりですいませんすいませんご迷惑かけないようにもっと気をつけます頑張ります」
みたいなことを言ったと思う。

部長「違う」
私「え?すいません…」
部長「私がしばらく休めと命令することはできんのだよ。君が申請しないと…」
私「?はぁ…でも仕事…」
部長「そんなもん他に何人もおるだろう。君は今普通の体じゃない。仕事と子供の命とどっちが大事か?」
私「………子供です……」
部長「そう。あたりまえ。」

と言って、ほんの少しだけ笑ってうなずいた。笑ってるのを初めて見た。


次の日、勇気を出して本当にしばらく休養を申し出た。
自分の部署の上司は意外にも「そんなにしんどかったんか…」と労ってくれた。
総務に報告に行くと、部長は
「それでいい。昨日君んとこの部長にあの子今にも倒れそうだったぞ!と脅しといたぞ」
と、また少し笑ってくれた。


帰り道、涙が止まらなかった。
今まで怖いと思って避けててごめんなさい。
あなたは社員のをきめ細かく気にして見て下さっている尊敬すべき上司です。
ありがとうございました。





768 :名無しの心子知らず:2010/02/20(土) 20:02:28 ID:luu7YdG/
いやなやつばっかじゃねぇよな





ななしの勇者

テーマ:カンドーばなし
68 :ただの見学者:2009/07/25(土) 00:16:49 ID:53nBW7Mi

今日11時15分ごろ都内の地下鉄の駅のホームで、
酔っ払った女性がホームから線路に転落しました。
真っ先に助けに線路に降りた若いサラリーマンがいました。
その後数名もかけつけ、女性は無事救助されました。
駅員が駆けつけたときには、真っ先に助けに向かった
その若いサラリーマンの姿はすでにありませんでした。

別に美談でもなく、人として普通のことかもしれませんが、
連れもいなかったその方が誰にも褒められることがないかと思うと、
どこかでその方を讃えたく、このサイトにいきつき書き込みをしました。

ものすごくカッコ良かったです。ここに讃えます。




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