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お下がりにまつわる記憶

テーマ:ナケタはなしⅡ
700 :名無しの心子知らず:2012/01/08(日) 04:11:44.59 ID:W/qkO25z

定番だけど、お下がりにまつわる記憶。
兄弟構成=姉・私・弟、必然的に姉のお下がりが回ってきてそれはもう不満だった。
お雛様は立派な七段飾りがあって共用ということになっていたけど、
自分的にはそれは姉のものだったし
下着など消耗品以外は新しいものを買ってもらえないのが悲しかった。
実用性重視の母の選ぶ服は子供心に趣味じゃなかったっていうのもある。

そんな中で1着だけ強烈に覚えているのが、母方の祖母が四歳の誕生祝いに買ってくれたワンピ。
子どもの私に、大人が好きにデパートで選ばせてくれた。本当に嬉しかった。
当時小公女セーラwにかぶれていた私はウエストにリボンの付いたドレスに憧れていて
お嬢さん風の襟付き・リボン付きの可愛い長袖ワンピを買ってもらったんだ。
同行していた母は微妙そうな顔していたけどね。
今なら「洗濯も着替えも面倒そうな服だなオイ」という母の気持ちも分かるんだが
たまには子どもの意見(願望)を尊重してあげたいと思ってる。際限なくは無理だけど。

もうひとつ。
優しくて大好きだった祖母は、数年前に亡くなってしまったのだけど
最近になって祖母の家から新品のお雛様(親王飾り)が発見された。
どうやら祖母が私誕生時に購入して贈ったが、行事関係にドライな実母が忘れていたらしい、母ヒドス
自分にも自分専用のお雛様があったことを30年越しに知り、泣けて泣けて仕方なかった。
もっと早く存在を知っていれば直接お礼もいえたし、小さな頃の自分の自尊心も満たされていたはず。

親王飾りは、その後生まれた娘にあげた。正確には私と共用か。
飾られないまま押入れの中で眠っていたお雛様に日の目を見せてあげたいし、
祖母が自分たちを見守ってくれているようでありがたいから、これからいっぱい大事にしていく。
現在二人目妊娠中、性別はまだわからないけど
もし次も女児だったら、お金はないけど出来る限り配慮してあげたいなと思ってる。




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