伸び放題の木
テーマ:セツナスばなし
2009年07月31日 23時00分
806 :彼氏いない歴774年:2009/07/29(水) 17:04:25 ID:2CZYpbDg
良い話かはわからないが投下させて。
うちは団地の一階で庭がついてるんだけど、そこに私が小さい時に父が植えた木があったんだ。
小学校に上がる前に植えられたから10年20年は経ってて上の階くらいまで伸びてた。
きちんと剪定して世話出来てたら良かったんだけど、
その木を植えた数年後に父子家庭になっちゃってろくに世話も出来ないで伸び放題になってた。
ずっと迷惑だろうな、と薄々思いながら過ごしてたら
最近団地の管理人から近所から剪定してくれと苦情が来てるって連絡を受けた。
確かに迷惑だろうしこれからも世話出来ないからと判断して、剪定じゃなくってゴッソリ切った。
それでとりあえずは近所迷惑じゃないかなって思ってたら、
上の階に住んでるおじいさんから手紙が来てた。
私は木を切ったからそれで終わったと思ってたけど、
父が近所に謝罪の手紙を出してたみたいでそれに対する返事だった。
おじいさんの家が苦情を出したと誤解してるみたいだけど勘違いだ、勘違いされたら迷惑だ。
みたいな文章でせっかく切ったのに要らんトラブル招いたかな…と思って読み進めた。
807 :彼氏いない歴774年:2009/07/29(水) 17:06:49 ID:2CZYpbDg
>>806続きます。長くてごめん。
読み進めていったら、
あの木の成長をどれだけ楽しみにしてたか。何で切らなきゃいけなかったんだ。と書かれてた。
どれだけ楽しみにしてたかわかってもらえるようにって封筒の中に写真が入ってた。
そこには最近撮ったようなものじゃなくって、
少なくとも半年前に撮ったような葉が赤く色付いた木や春先の青い葉の写真やらが数枚入ってた。
近所迷惑なのは確かだし切らなきゃしょうがなかったんだが、
家族も放置してたこの木を見てくれてた人がいたんだと思うと涙が止まらなかった。
近所迷惑だった訳だし褒められた話じゃないけど、
何でか上の階のおじいさんにお礼が言いたくなった。
支離滅裂でよくわからない話でごめん。
良い話かはわからないが投下させて。
うちは団地の一階で庭がついてるんだけど、そこに私が小さい時に父が植えた木があったんだ。
小学校に上がる前に植えられたから10年20年は経ってて上の階くらいまで伸びてた。
きちんと剪定して世話出来てたら良かったんだけど、
その木を植えた数年後に父子家庭になっちゃってろくに世話も出来ないで伸び放題になってた。
ずっと迷惑だろうな、と薄々思いながら過ごしてたら
最近団地の管理人から近所から剪定してくれと苦情が来てるって連絡を受けた。
確かに迷惑だろうしこれからも世話出来ないからと判断して、剪定じゃなくってゴッソリ切った。
それでとりあえずは近所迷惑じゃないかなって思ってたら、
上の階に住んでるおじいさんから手紙が来てた。
私は木を切ったからそれで終わったと思ってたけど、
父が近所に謝罪の手紙を出してたみたいでそれに対する返事だった。
おじいさんの家が苦情を出したと誤解してるみたいだけど勘違いだ、勘違いされたら迷惑だ。
みたいな文章でせっかく切ったのに要らんトラブル招いたかな…と思って読み進めた。
807 :彼氏いない歴774年:2009/07/29(水) 17:06:49 ID:2CZYpbDg
>>806続きます。長くてごめん。
読み進めていったら、
あの木の成長をどれだけ楽しみにしてたか。何で切らなきゃいけなかったんだ。と書かれてた。
どれだけ楽しみにしてたかわかってもらえるようにって封筒の中に写真が入ってた。
そこには最近撮ったようなものじゃなくって、
少なくとも半年前に撮ったような葉が赤く色付いた木や春先の青い葉の写真やらが数枚入ってた。
近所迷惑なのは確かだし切らなきゃしょうがなかったんだが、
家族も放置してたこの木を見てくれてた人がいたんだと思うと涙が止まらなかった。
近所迷惑だった訳だし褒められた話じゃないけど、
何でか上の階のおじいさんにお礼が言いたくなった。
支離滅裂でよくわからない話でごめん。
ぼっちな自分
テーマ:セツナスばなし
2009年07月31日 21時00分
810 :長文すまそ:2009/07/29(水) 22:57:35 ID:D+nGgqas
私的に切ない?話(先週起こった話)
普段会社では目立たず、どちらかというとぼっちな自分が飲み会に行く事になった。
今までは飲み会があっても何かと理由をつけて行かなかった。
しかし、休日も引きこもりな私を心配してか
母親は「社会人は大人の付き合いも必要だ。たまには出なさい」と優しく言ってくれた。
勇気を出して参加する事を同僚に告げ、その日半年ぶりに服を買いに行った。
当日、約束の19時より少し前に店についたが、誰もいない。
30分待ってみたが誰も来なかったので同僚にメールをしたら、
「あっ連絡いってなかったぁ??喪子ちゃんゴメン!!
店が変更になって今もう食べてるの!!今から来ても人いっぱいで席ないかもぉ(;_;)」
と返ってきた。瞬間的に悟った。私は最初から来ちゃいけなかったんだ。
参加する事を告げた時、かすかに同僚が動揺してたのは思い過ごしじゃなかったのか…。
早く帰ろうと思ったが、母親の言葉を思い出し、近くのネカフェで夜12時まで過ごしたあと帰宅。
母親の、「おかえり。飲み会、楽しかったでしょう?みんなとワイワイやるのも楽しいでしょ?」
という言葉に私は「うん。すっごい楽しかった!○○部長がね~」と嘘をつくしかなかった
部屋に戻ってから、悔しさと悲しさと母親に対する申し訳なさと恥ずかしさで泣いた。
今週出勤してみたら飲み会について誰も触れてこなかった。今は毎日仕事帰りにハロワ行ってる。
私的に切ない?話(先週起こった話)
普段会社では目立たず、どちらかというとぼっちな自分が飲み会に行く事になった。
今までは飲み会があっても何かと理由をつけて行かなかった。
しかし、休日も引きこもりな私を心配してか
母親は「社会人は大人の付き合いも必要だ。たまには出なさい」と優しく言ってくれた。
勇気を出して参加する事を同僚に告げ、その日半年ぶりに服を買いに行った。
当日、約束の19時より少し前に店についたが、誰もいない。
30分待ってみたが誰も来なかったので同僚にメールをしたら、
「あっ連絡いってなかったぁ??喪子ちゃんゴメン!!
店が変更になって今もう食べてるの!!今から来ても人いっぱいで席ないかもぉ(;_;)」
と返ってきた。瞬間的に悟った。私は最初から来ちゃいけなかったんだ。
参加する事を告げた時、かすかに同僚が動揺してたのは思い過ごしじゃなかったのか…。
早く帰ろうと思ったが、母親の言葉を思い出し、近くのネカフェで夜12時まで過ごしたあと帰宅。
母親の、「おかえり。飲み会、楽しかったでしょう?みんなとワイワイやるのも楽しいでしょ?」
という言葉に私は「うん。すっごい楽しかった!○○部長がね~」と嘘をつくしかなかった
部屋に戻ってから、悔しさと悲しさと母親に対する申し訳なさと恥ずかしさで泣いた。
今週出勤してみたら飲み会について誰も触れてこなかった。今は毎日仕事帰りにハロワ行ってる。
絶叫
テーマ:ワラタはなしⅡ
2009年07月31日 19時00分
628 :本当にあった怖い名無し:2009/07/30(木) 04:35:57 ID:Erzo1NQI0
トイレから親父の悲鳴が聞こえた。
当然だ。
俺がトイレのタンクに墨汁を入れといたからだ。
トイレから親父の悲鳴が聞こえた。
当然だ。
俺がトイレのタンクに墨汁を入れといたからだ。
それがGOサイン
テーマ:スカットばなし
2009年07月31日 17時00分
22 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/28(火) 18:46:23 ID:ZCJCOxNG
うちの大学は学生駐車場(遠い)と職員駐車場(事務局と各学科ごと)がある。
で職員駐車場は教授達と4年は駐車していい事になっている。
なのに最近1年の他学科のDQNがよりによって教授スペースに駐車しやがった。
多分自分に全く関わらない学科の場所だしいいと思ったんだと思う。注意してもどけようとしない。
注意看板も効果なしで俺達が見張ろうかと思った矢先、
教授(上品な爺様)が「ここが何科かわかってないみたいですねぇ」
それが爺様からのGOサインと受け取り俺ら行動開始。
うちは機械科。車専門の奴らもいる。何したかっていうと
分解しました
彼女つれて戻ってきたDQN青ざめた後にキレたけど爺様が
「ここは機械科だから危ないと思っていたんだけどねぇ」更にキレるDQN。
爺様が電話持ってきてと言ったので電話持って行く俺。爺様おもむろに電話。
「●●教授ですか?今そちらの学科の学生が~」と状況説明。
●●教授はDQNの学科の長。青ざめるDQN。爺様電話きると
「次に規則守らなかったら私本当に怒るからね。組み立ててあげるから明日までに反省文書いてきてね」
DQNしょぼんとしながら帰ったけど、組み立ててやったところでまた同じ事しそうだなと言ったら
爺様「次はバイオ科怒らせて溶かされればいいんだけどねぇ」
さすがにそこまでしないだろ。
てか俺学科違うから知らんけどバイオ科怖いよバイオ科。
うちの大学は学生駐車場(遠い)と職員駐車場(事務局と各学科ごと)がある。
で職員駐車場は教授達と4年は駐車していい事になっている。
なのに最近1年の他学科のDQNがよりによって教授スペースに駐車しやがった。
多分自分に全く関わらない学科の場所だしいいと思ったんだと思う。注意してもどけようとしない。
注意看板も効果なしで俺達が見張ろうかと思った矢先、
教授(上品な爺様)が「ここが何科かわかってないみたいですねぇ」
それが爺様からのGOサインと受け取り俺ら行動開始。
うちは機械科。車専門の奴らもいる。何したかっていうと
分解しました
彼女つれて戻ってきたDQN青ざめた後にキレたけど爺様が
「ここは機械科だから危ないと思っていたんだけどねぇ」更にキレるDQN。
爺様が電話持ってきてと言ったので電話持って行く俺。爺様おもむろに電話。
「●●教授ですか?今そちらの学科の学生が~」と状況説明。
●●教授はDQNの学科の長。青ざめるDQN。爺様電話きると
「次に規則守らなかったら私本当に怒るからね。組み立ててあげるから明日までに反省文書いてきてね」
DQNしょぼんとしながら帰ったけど、組み立ててやったところでまた同じ事しそうだなと言ったら
爺様「次はバイオ科怒らせて溶かされればいいんだけどねぇ」
さすがにそこまでしないだろ。
てか俺学科違うから知らんけどバイオ科怖いよバイオ科。
授業参観の思い出
テーマ:ワラタはなしⅡ
2009年07月31日 15時00分
580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/30(木) 00:03:46.59 ID:hqpEpNK7O
始めての授業参観
国語で「か」のつく言葉
「き」のつく言葉……って挙手で言ってく形だったんだけど
みんな柿とかきつつきとか教科書の例を言ってたんだけど
「こ」の時に
なぜかコマネチと振り付きで言い放った俺。走り去る母。追いかける父。置き去りの妹。
始めての授業参観
国語で「か」のつく言葉
「き」のつく言葉……って挙手で言ってく形だったんだけど
みんな柿とかきつつきとか教科書の例を言ってたんだけど
「こ」の時に
なぜかコマネチと振り付きで言い放った俺。走り去る母。追いかける父。置き去りの妹。
わ、私じゃないんだからね!
テーマ:ワラタはなしⅡ
2009年07月31日 13時00分
107 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/30(木) 03:31:40 ID:xPKP6IeS
私じゃないんですが、友人の女性がジョギング中におならをしたくなったそうです。
ランナーなら知ってると思うけど、走ってるときはおならを我慢するのはよくないので
彼女は前後左右を見渡して、誰もいないのを確認してからおならをしました。
着地に合わせてリズミカルに「ぶっぶっぶっぶっ」と気持ちよくしていたら
民家の2階で見ていたおじさんに「ねーちゃん、威勢がいいねーw」と笑われてしまいました。
恥ずかしくて死にそうになって猛ダッシュで家に帰りました……
もうお嫁に逝けないorz
108 :107:2009/07/30(木) 03:32:30 ID:xPKP6IeS
お嫁に逝けないのは私じゃなくて友人です。
110 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/30(木) 07:40:34 ID:S3xkS3MN
>>108
ワラタw
…まあ無理スンナ
112 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/30(木) 08:37:15 ID:dgIsV0KB
>>108
ぶーねーちゃんガンバ!
私じゃないんですが、友人の女性がジョギング中におならをしたくなったそうです。
ランナーなら知ってると思うけど、走ってるときはおならを我慢するのはよくないので
彼女は前後左右を見渡して、誰もいないのを確認してからおならをしました。
着地に合わせてリズミカルに「ぶっぶっぶっぶっ」と気持ちよくしていたら
民家の2階で見ていたおじさんに「ねーちゃん、威勢がいいねーw」と笑われてしまいました。
恥ずかしくて死にそうになって猛ダッシュで家に帰りました……
もうお嫁に逝けないorz
108 :107:2009/07/30(木) 03:32:30 ID:xPKP6IeS
お嫁に逝けないのは私じゃなくて友人です。
110 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/30(木) 07:40:34 ID:S3xkS3MN
>>108
ワラタw
…まあ無理スンナ
112 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/30(木) 08:37:15 ID:dgIsV0KB
>>108
ぶーねーちゃんガンバ!
厨二病患者
テーマ:ワラタはなしⅡ
2009年07月31日 11時00分
900 名前:愛と死の名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 16:57:55
特にネタもないようなので、保守がてら私のテーブルだけが不幸だった話でも…
友人の結婚式に出た時の話です
人数の関係で、私たち大学時代の友人3名は新郎側の男友達4名と同じテーブルに座りました
式は普通だったのですが、
突然、友人A子の隣に座っていた眼鏡をかけてボサボサな髪をした男の人Bさんが
「うわっ・・」とそこそこ大きい声を出した後、チラチラっとこっちをみて
「いや、なんでもない・・・なんでもないんだ・・」と芝居がかった仕草でいいました。
しばらくするとまたもBさbが「ヤバイな・・・」とか「むうっ」とか独り言を言い出し、
彼の隣にいたCさんが「お前いい加減にしろよ」と声をかけると
Bが「スマン・・・ただ・・・いや、なんでもない・・・今日はやめておくよ・・・ふぅ」
とまたも妙に芝居がかったことをしていた。
雑談の時間がきて、A子が気になったのかBさんに
「さっき何かあったんですか?」と聞くと
Bさんは「え・・・?気付いてたの?いや、ごめんね。抑えられなくて。 実は僕・・・・
霊能力があって、この部屋にいる悪霊の塊というか・・悪意の塊に気おされて(以下略)」
私もA子も呆然。
「派・・・はぁ。そうなんですか・・・」ととにかくその話を切り上げようとしたんだけど
Bさんは何故か調子に乗って「君の肩には凄く綺麗な守護霊がいて・・」
と霊を持ち出してA子を口説こうとした。
Cさんが「お前、またそんなこと言って・・」と止めてくれるまで延々とA子を困らせていた。
その後もA子の気をひくためにか
「ぬぅ・・・あの隅にもいるな・・・あ。すみません。気にしないでください。僕が抑えますんで」とか
「ふんっ!!!・・・・ふっ・・散ったな・・・」とか、
こっちが笑いを堪えるのが必死な演技を繰り返していた。
私もA子ももう一人の友人も、何度も笑いを堪えて腹筋がつりそうになり、
途中で席を立ちトイレで大爆笑したときもあった。
・・・書いてて思ったけど、そんなに不幸じゃなかった。うん。
ただ、あまりにもインパクトが強すぎて、彼以外なんの印象も残らなかった結婚式ではあった。
特にネタもないようなので、保守がてら私のテーブルだけが不幸だった話でも…
友人の結婚式に出た時の話です
人数の関係で、私たち大学時代の友人3名は新郎側の男友達4名と同じテーブルに座りました
式は普通だったのですが、
突然、友人A子の隣に座っていた眼鏡をかけてボサボサな髪をした男の人Bさんが
「うわっ・・」とそこそこ大きい声を出した後、チラチラっとこっちをみて
「いや、なんでもない・・・なんでもないんだ・・」と芝居がかった仕草でいいました。
しばらくするとまたもBさbが「ヤバイな・・・」とか「むうっ」とか独り言を言い出し、
彼の隣にいたCさんが「お前いい加減にしろよ」と声をかけると
Bが「スマン・・・ただ・・・いや、なんでもない・・・今日はやめておくよ・・・ふぅ」
とまたも妙に芝居がかったことをしていた。
雑談の時間がきて、A子が気になったのかBさんに
「さっき何かあったんですか?」と聞くと
Bさんは「え・・・?気付いてたの?いや、ごめんね。抑えられなくて。 実は僕・・・・
霊能力があって、この部屋にいる悪霊の塊というか・・悪意の塊に気おされて(以下略)」
私もA子も呆然。
「派・・・はぁ。そうなんですか・・・」ととにかくその話を切り上げようとしたんだけど
Bさんは何故か調子に乗って「君の肩には凄く綺麗な守護霊がいて・・」
と霊を持ち出してA子を口説こうとした。
Cさんが「お前、またそんなこと言って・・」と止めてくれるまで延々とA子を困らせていた。
その後もA子の気をひくためにか
「ぬぅ・・・あの隅にもいるな・・・あ。すみません。気にしないでください。僕が抑えますんで」とか
「ふんっ!!!・・・・ふっ・・散ったな・・・」とか、
こっちが笑いを堪えるのが必死な演技を繰り返していた。
私もA子ももう一人の友人も、何度も笑いを堪えて腹筋がつりそうになり、
途中で席を立ちトイレで大爆笑したときもあった。
・・・書いてて思ったけど、そんなに不幸じゃなかった。うん。
ただ、あまりにもインパクトが強すぎて、彼以外なんの印象も残らなかった結婚式ではあった。
楽しかった思い出
テーマ:セツナスばなし
2009年07月31日 01時00分
798 :彼氏いない歴774年:2009/07/28(火) 03:33:30 ID:aoTBXgQe
特にいい話じゃないけど
小学校低学年の頃、クラスにひとり障害者学級から来た女の子がいた
私は好奇心から、何ヶ月か休み時間のたび二人きりで校庭で遊びまわってた
だけど子供の好奇心は薄れるのも早くて、
そのうち興味がなくなってしまった私は別の友達グループに混ざるようになった
その子は寂しそうにこちらを見ることがあったが、
今のグループといるほうが楽しかった私は無視してしまった
数ヶ月後、図工の時間に一番楽しかった思い出を絵に描くことになった
完成した絵は廊下に展示された
その中に混じっていた彼女の絵
そこには、彼女と私が楽しそうに遊ぶ姿があった
私なんかと遊んだことが一番楽しかったのだと表現してくれた嬉しさ
そこまで慕ってくれていた彼女を簡単な気持ちで突き放した申し訳なさと後悔
自分が軽く考えていた行為が他人にとっては軽くないこともあるのだと知った怖さ
色々なものがいっぺんに押し寄せてきて胸が潰れそうだった
でも絵が展示されたとき、期間限定のことだったのか既に彼女は普通学級には来なくなっていた
私は彼女に何もできず、進級を繰り返しやがて卒業した
幼い私に色々なことを教えてくれた彼女へ、今でも謝罪と感謝を伝えたいと思っている
長文すまそ
特にいい話じゃないけど
小学校低学年の頃、クラスにひとり障害者学級から来た女の子がいた
私は好奇心から、何ヶ月か休み時間のたび二人きりで校庭で遊びまわってた
だけど子供の好奇心は薄れるのも早くて、
そのうち興味がなくなってしまった私は別の友達グループに混ざるようになった
その子は寂しそうにこちらを見ることがあったが、
今のグループといるほうが楽しかった私は無視してしまった
数ヶ月後、図工の時間に一番楽しかった思い出を絵に描くことになった
完成した絵は廊下に展示された
その中に混じっていた彼女の絵
そこには、彼女と私が楽しそうに遊ぶ姿があった
私なんかと遊んだことが一番楽しかったのだと表現してくれた嬉しさ
そこまで慕ってくれていた彼女を簡単な気持ちで突き放した申し訳なさと後悔
自分が軽く考えていた行為が他人にとっては軽くないこともあるのだと知った怖さ
色々なものがいっぺんに押し寄せてきて胸が潰れそうだった
でも絵が展示されたとき、期間限定のことだったのか既に彼女は普通学級には来なくなっていた
私は彼女に何もできず、進級を繰り返しやがて卒業した
幼い私に色々なことを教えてくれた彼女へ、今でも謝罪と感謝を伝えたいと思っている
長文すまそ
父と喫茶店へ行ったとき
テーマ:モエ~ばなし
2009年07月31日 01時00分
166 :おさかなくわえた名無しさん:2009/07/29(水) 13:31:02 ID:xk9ORvJc
私が12歳ぐらい・父が50ぐらいの頃、2人でどっかの喫茶店(?)に入った。
その日私達2人が頼んだものは「苺パフェとコーヒー」。
どっちも父がウエイトレスさんに頼んでくれた。
そして当然私の前に置かれるファンシーな苺パフェ。父の前に置かれるコーヒー。
父と私の間に漂う微妙な沈黙。
父はウェトレスさんが去ってからそっとコーヒーとパフェの場所を交換しておりました。
もちろんパフェは父の、コーヒーは私の頼んだもの。
父、コソコソと苺パフェを食べながら小声で
父「・・・○ちゃんもパフェ食べたい?」(気まずさをごまかすように言う)
私「いやいいよ。私コーヒーあるし。」(娘はクール)
食べ終わった後も父は空になったガラスのパフェの器を
私の前にそっと押しやってきた。しかも目をそらしながら。
そんな私の父、大学教授。
今でもパフェの話は家族内でのネタになり続けている。
私が12歳ぐらい・父が50ぐらいの頃、2人でどっかの喫茶店(?)に入った。
その日私達2人が頼んだものは「苺パフェとコーヒー」。
どっちも父がウエイトレスさんに頼んでくれた。
そして当然私の前に置かれるファンシーな苺パフェ。父の前に置かれるコーヒー。
父と私の間に漂う微妙な沈黙。
父はウェトレスさんが去ってからそっとコーヒーとパフェの場所を交換しておりました。
もちろんパフェは父の、コーヒーは私の頼んだもの。
父、コソコソと苺パフェを食べながら小声で
父「・・・○ちゃんもパフェ食べたい?」(気まずさをごまかすように言う)
私「いやいいよ。私コーヒーあるし。」(娘はクール)
食べ終わった後も父は空になったガラスのパフェの器を
私の前にそっと押しやってきた。しかも目をそらしながら。
そんな私の父、大学教授。
今でもパフェの話は家族内でのネタになり続けている。
異界の声
テーマ:フシギばなし
2009年07月30日 23時00分
404 :1/7:2009/07/21(火) 20:29:05 ID:I9LGXuU3O
小学6年生のある冬、
いつも買っていた月刊誌に「冬の心霊特集」的な小冊子のオマケが付いていた。
他愛ない小冊子だったけど、一ヶ所だけとても気になる記事があって、
「君にも霊の声が録音できる!…かもしれない?!」というもの。
記事の内容はこんな感じ。
「霊には周波数があります。録音器材や録音者が持つ周波数が霊の周波数と合致したならば
霊の声を録音できるかもしれないのです」。
今読めば直ぐに周波数なんてインチキ臭いと感じるけれど、
当時は心霊レコードが再ブームになっていた頃で。
『かぐや姫』『オフコース』『万華鏡』『レベッカ』なんかの特集がよくテレビでやっていたりして。
もし、霊の声が録音できたら一躍有名になれるんじゃないかなと
単純に思いながら記事を読み進めていった。
「やり方はラジカセ等の録音器材を用意してカセットテープを録音状態にして次のような台詞を言います」
「霊界の皆様、もし現世で言い残したことがありましたらこの機械の前でおっしゃってください」
「ふざけた気持ちでやらないこと…云々」
いくつかの注意事項が書いてあった。
405 :2/7:2009/07/21(火) 20:33:39 ID:I9LGXuU3O
とてもシンプルなやり方に驚いた俺。
幸いにも当時の我が家には適切なラジカセがあり、
ラジカセ本体の右斜め上に装備されているマイクを使用して霊界録音を実行できるじゃないか。
当時住んでいた家は二階建の一軒家で二階には向かい合った二部屋があり、
それぞれ兄貴と俺が使用していた。
実行するのに問題があるとしたら、兄貴が自部屋で受験勉強をしている事で、
当時の兄貴は気に入らないと直ぐに暴力を振るってくるような痛い奴だったからバレたら多分殴られる。
とりあえずバレないように小声で録音チェックをしてみたところ問題なしで、
いざ、心霊録音実験を開始する事にしたんだ。
テープはオートリバースで60分録音できる。
18時30分、録音ボタンを押して小さな声で録音を開始した。
「霊界の皆様、もし現世で言い残したことがありましたらこの機械の前でおっしゃってください」
灯りを消して、一階に降り、夕食を食べ、テレビを見ながら60分経過するのを待つ。
406 :3/7:2009/07/21(火) 20:36:57 ID:I9LGXuU3O
60分経過して、ワクワクしながら二階に上がり、テープを再生してみる。
「霊界の皆様、もし現世で言い残したことがありましたらこの機械の前でおっしゃってください」
…ザーッ…
俺の台詞の後はノイズというか、
マイクの性能が悪いせいもあって窓の外で木々が風で騒めくようなリアルな音なんかは入っていない。
5分後…ザーッ…
10分後…ザーッ…
30分後…ザーッ
「…なんだつまんね…」
さすがにノイズ音みたいなのを30分も聞いているとウンザリで、
オートリバースでテープが裏面になった時、早送り機能を使う事にした。
このラジカセは小さなレバーが付いていて、
それを下に押すと自在にテープを早送りでき、レバーから手を離すと続きが再生される。
例えば曲を聴いている時にレバーを押すと「チュルチュルチュルチュル」という早口音がするので、
もし、残りのテープに何か録音されていれば「チュルチュルチュルチュル」と音がして分かるという訳だ。
「どうせ何も入ってないんだし…」
そんなふうに考えていたと思う。
軽い気持ちでレバーに手を掛けた。
407 :4/7:2009/07/21(火) 20:39:56 ID:I9LGXuU3O
ほとんど諦めながらレバーに手を掛けたままの俺。
なんの変化もなく2/3位まできて手が怠くなりはじめた時、異変が起きた。
「チュルチュルチュルチュルチュルチュルチュルチュル」
?!何か録音されている?!
即座にレバーから手を離してみるとザーッという音。
巻き戻しボタンを少しだけ押して再生してみると、そこには音と声がはっきりと録音されていた。
「ギーッッ」
「ママ止めて!」
「お願い!怖いよ!」
「シャカシャカシャカシャカ」
「助けて!ママ!ママ!」「ママ怖い!」
「シャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
「ギーッッーー」
「わーやめてーー」
「バターン!!!」
…ザーッ……………
鉄の扉を開けるような音が最初にして、ママと叫ぶ男の子と女の子の声。
ママらしき人は声を出さず、書類か何かを高速でめくるような音がしている。
懇願する子供達の声も虚しく、ママらしき人は再び鉄の扉を閉めた。
そして再びノイズの音。
ザーッ…
409 :5/7:2009/07/21(火) 20:43:30 ID:I9LGXuU3O
「これは…なんだろ…う」
テンパった俺は即座に兄貴のイタズラだと判断した。
冷静ならばいくつもおかしな点がある事に気付くのに、
頭に血が上って全身の毛穴から汁が噴出して動悸が激しくなっていて駄目。
受験勉強をしている兄貴の部屋のドアを開けて開口一番、「何してんだよ!止めてよ!」
「は?何が?」
いくら問いただしても会話が噛み合わず、仕方なく事情を説明して証拠を聞かせる事にした。
テープを聞いた兄貴は青ざめてこう言ったんだ。
「これ、俺にはできないよ?だっておかしいもん…なんだこれ?なんでこんなことしたんだよ?え?」
兄貴は俺よりも少し冷静でテープの声のおかしな部分を指摘し始めた。
先ずは男の子と女の子が同時に喋っている事、
これは仮に兄貴が子供の声色を使う事ができても無理。
ラジカセにトラック機能はないし、
カセットがもう一台あれば可能かもしれないけれども家には一台しかない。
そして声がしている間、ノイズがゼロな事、
兄貴は別のテープをラジカセに入れて自らの声(あーあーとか)を録音して再生し、ラジカセの録音レベルの低さを証明した。
「だって、FM録音したってこんなに綺麗にならないぞ?」
410 :6/7:2009/07/21(火) 20:47:23 ID:I9LGXuU3O
その指摘は裏窓からガラスを通貨して近所の音が偶然録音されたという可能性を消した。
窓の向こうは他人の家の大きな庭で、
いや、そもそも録音内容が普通ではないことが小学生の俺にも理解できたし。
更に録音レベルがとても高く、ボリュームを最低まで絞ってもとても大きな音がする。
「このドアらしきものを開け閉めする音…そこのドアの音に少し似ているな…」
兄貴はそう言って俺の部屋のドアを顎で指した。
ラワン材でできたトイレのドアみたいなバタンタイプのドア。蝶番が軋む音がするのだ。
実験してみよう、という事になり録音ボタンを押してドアを思い切り閉めてみた。
バターン!!!
再生するとよく似ている…いや、同じではないか?
「やっぱりお前か?兄貴のイタズラだろ?」
「いや…でも…」
その時階下でお袋の声がした
「うるさい!何してるの!御近所迷惑でしょ!」
「な?こんな爆音するんだぞ?お前さっきまで下にいたんだよな?こんな爆音したか?
というか、こんな爆音したら俺がビックリするわ、向かいの部屋なんだから…」
「…」
つまり、この声と音はマイクを通じて録音された音ではないという事になってしまうのだろうか。
412 :7/7:2009/07/21(火) 20:53:24 ID:I9LGXuU3O
それから何度聞いても声や音の他に手がかりらしき音は入っていなかった。
「何バカなことしてんだよ?呪われるぞ?お前」
兄貴の言葉に泣き出してしまった小学生の俺。
「いいから、消せ!とにかく消せ!
呪われるとかはわかんないけど、こんなの持っていたら駄目な気がする」
そう言いながらも早送りレバーを何度も押したり、巻き戻したりしている。
「あ!これ…なんだ?」
兄貴が何かに気が付いた。録音された部分を早送りすると
チュルチュルチュルチュル…
もう一度
チュルすチュルて…
なんとなくなんだけど、偶然なのかもしれないけれどチュルチュルチュルチュルのイントネーションが
た・す・け・て
に聞こえる。
「うわあー」
兄貴も俺も我を失い即座に録音を消した。
あれはなんだったのか…
以前住んでいた人が子供に虐待をしていたとか、それとも別の場所で閉じ込められて、そのまま…
もしかすると今も男の子と女の子の亡骸がどこかに閉じ込められたままなのかな?と考えたりする事がある。
録音は消去したけれど俺の心には生涯消える事のない音と声が刻まれた。
霊界録音なんて…するものじゃない。
あの軽はずみな小冊子を今も少し恨んでいる。
小学6年生のある冬、
いつも買っていた月刊誌に「冬の心霊特集」的な小冊子のオマケが付いていた。
他愛ない小冊子だったけど、一ヶ所だけとても気になる記事があって、
「君にも霊の声が録音できる!…かもしれない?!」というもの。
記事の内容はこんな感じ。
「霊には周波数があります。録音器材や録音者が持つ周波数が霊の周波数と合致したならば
霊の声を録音できるかもしれないのです」。
今読めば直ぐに周波数なんてインチキ臭いと感じるけれど、
当時は心霊レコードが再ブームになっていた頃で。
『かぐや姫』『オフコース』『万華鏡』『レベッカ』なんかの特集がよくテレビでやっていたりして。
もし、霊の声が録音できたら一躍有名になれるんじゃないかなと
単純に思いながら記事を読み進めていった。
「やり方はラジカセ等の録音器材を用意してカセットテープを録音状態にして次のような台詞を言います」
「霊界の皆様、もし現世で言い残したことがありましたらこの機械の前でおっしゃってください」
「ふざけた気持ちでやらないこと…云々」
いくつかの注意事項が書いてあった。
405 :2/7:2009/07/21(火) 20:33:39 ID:I9LGXuU3O
とてもシンプルなやり方に驚いた俺。
幸いにも当時の我が家には適切なラジカセがあり、
ラジカセ本体の右斜め上に装備されているマイクを使用して霊界録音を実行できるじゃないか。
当時住んでいた家は二階建の一軒家で二階には向かい合った二部屋があり、
それぞれ兄貴と俺が使用していた。
実行するのに問題があるとしたら、兄貴が自部屋で受験勉強をしている事で、
当時の兄貴は気に入らないと直ぐに暴力を振るってくるような痛い奴だったからバレたら多分殴られる。
とりあえずバレないように小声で録音チェックをしてみたところ問題なしで、
いざ、心霊録音実験を開始する事にしたんだ。
テープはオートリバースで60分録音できる。
18時30分、録音ボタンを押して小さな声で録音を開始した。
「霊界の皆様、もし現世で言い残したことがありましたらこの機械の前でおっしゃってください」
灯りを消して、一階に降り、夕食を食べ、テレビを見ながら60分経過するのを待つ。
406 :3/7:2009/07/21(火) 20:36:57 ID:I9LGXuU3O
60分経過して、ワクワクしながら二階に上がり、テープを再生してみる。
「霊界の皆様、もし現世で言い残したことがありましたらこの機械の前でおっしゃってください」
…ザーッ…
俺の台詞の後はノイズというか、
マイクの性能が悪いせいもあって窓の外で木々が風で騒めくようなリアルな音なんかは入っていない。
5分後…ザーッ…
10分後…ザーッ…
30分後…ザーッ
「…なんだつまんね…」
さすがにノイズ音みたいなのを30分も聞いているとウンザリで、
オートリバースでテープが裏面になった時、早送り機能を使う事にした。
このラジカセは小さなレバーが付いていて、
それを下に押すと自在にテープを早送りでき、レバーから手を離すと続きが再生される。
例えば曲を聴いている時にレバーを押すと「チュルチュルチュルチュル」という早口音がするので、
もし、残りのテープに何か録音されていれば「チュルチュルチュルチュル」と音がして分かるという訳だ。
「どうせ何も入ってないんだし…」
そんなふうに考えていたと思う。
軽い気持ちでレバーに手を掛けた。
407 :4/7:2009/07/21(火) 20:39:56 ID:I9LGXuU3O
ほとんど諦めながらレバーに手を掛けたままの俺。
なんの変化もなく2/3位まできて手が怠くなりはじめた時、異変が起きた。
「チュルチュルチュルチュルチュルチュルチュルチュル」
?!何か録音されている?!
即座にレバーから手を離してみるとザーッという音。
巻き戻しボタンを少しだけ押して再生してみると、そこには音と声がはっきりと録音されていた。
「ギーッッ」
「ママ止めて!」
「お願い!怖いよ!」
「シャカシャカシャカシャカ」
「助けて!ママ!ママ!」「ママ怖い!」
「シャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
「ギーッッーー」
「わーやめてーー」
「バターン!!!」
…ザーッ……………
鉄の扉を開けるような音が最初にして、ママと叫ぶ男の子と女の子の声。
ママらしき人は声を出さず、書類か何かを高速でめくるような音がしている。
懇願する子供達の声も虚しく、ママらしき人は再び鉄の扉を閉めた。
そして再びノイズの音。
ザーッ…
409 :5/7:2009/07/21(火) 20:43:30 ID:I9LGXuU3O
「これは…なんだろ…う」
テンパった俺は即座に兄貴のイタズラだと判断した。
冷静ならばいくつもおかしな点がある事に気付くのに、
頭に血が上って全身の毛穴から汁が噴出して動悸が激しくなっていて駄目。
受験勉強をしている兄貴の部屋のドアを開けて開口一番、「何してんだよ!止めてよ!」
「は?何が?」
いくら問いただしても会話が噛み合わず、仕方なく事情を説明して証拠を聞かせる事にした。
テープを聞いた兄貴は青ざめてこう言ったんだ。
「これ、俺にはできないよ?だっておかしいもん…なんだこれ?なんでこんなことしたんだよ?え?」
兄貴は俺よりも少し冷静でテープの声のおかしな部分を指摘し始めた。
先ずは男の子と女の子が同時に喋っている事、
これは仮に兄貴が子供の声色を使う事ができても無理。
ラジカセにトラック機能はないし、
カセットがもう一台あれば可能かもしれないけれども家には一台しかない。
そして声がしている間、ノイズがゼロな事、
兄貴は別のテープをラジカセに入れて自らの声(あーあーとか)を録音して再生し、ラジカセの録音レベルの低さを証明した。
「だって、FM録音したってこんなに綺麗にならないぞ?」
410 :6/7:2009/07/21(火) 20:47:23 ID:I9LGXuU3O
その指摘は裏窓からガラスを通貨して近所の音が偶然録音されたという可能性を消した。
窓の向こうは他人の家の大きな庭で、
いや、そもそも録音内容が普通ではないことが小学生の俺にも理解できたし。
更に録音レベルがとても高く、ボリュームを最低まで絞ってもとても大きな音がする。
「このドアらしきものを開け閉めする音…そこのドアの音に少し似ているな…」
兄貴はそう言って俺の部屋のドアを顎で指した。
ラワン材でできたトイレのドアみたいなバタンタイプのドア。蝶番が軋む音がするのだ。
実験してみよう、という事になり録音ボタンを押してドアを思い切り閉めてみた。
バターン!!!
再生するとよく似ている…いや、同じではないか?
「やっぱりお前か?兄貴のイタズラだろ?」
「いや…でも…」
その時階下でお袋の声がした
「うるさい!何してるの!御近所迷惑でしょ!」
「な?こんな爆音するんだぞ?お前さっきまで下にいたんだよな?こんな爆音したか?
というか、こんな爆音したら俺がビックリするわ、向かいの部屋なんだから…」
「…」
つまり、この声と音はマイクを通じて録音された音ではないという事になってしまうのだろうか。
412 :7/7:2009/07/21(火) 20:53:24 ID:I9LGXuU3O
それから何度聞いても声や音の他に手がかりらしき音は入っていなかった。
「何バカなことしてんだよ?呪われるぞ?お前」
兄貴の言葉に泣き出してしまった小学生の俺。
「いいから、消せ!とにかく消せ!
呪われるとかはわかんないけど、こんなの持っていたら駄目な気がする」
そう言いながらも早送りレバーを何度も押したり、巻き戻したりしている。
「あ!これ…なんだ?」
兄貴が何かに気が付いた。録音された部分を早送りすると
チュルチュルチュルチュル…
もう一度
チュルすチュルて…
なんとなくなんだけど、偶然なのかもしれないけれどチュルチュルチュルチュルのイントネーションが
た・す・け・て
に聞こえる。
「うわあー」
兄貴も俺も我を失い即座に録音を消した。
あれはなんだったのか…
以前住んでいた人が子供に虐待をしていたとか、それとも別の場所で閉じ込められて、そのまま…
もしかすると今も男の子と女の子の亡骸がどこかに閉じ込められたままなのかな?と考えたりする事がある。
録音は消去したけれど俺の心には生涯消える事のない音と声が刻まれた。
霊界録音なんて…するものじゃない。
あの軽はずみな小冊子を今も少し恨んでいる。




