世の中は、1%の天才と、99%の凡才で構成される。

天才は、生まれ持った素質が凡才とは桁外れに違う。
そして、その天賦の才に早くから気づき努力する人を言う。
例えばイチロー、タイガーウッズ、Mジャクソンである。
凡才がどれほど努力しても、天才の域に達することはできない。
天才は人のために、凡才は自分のために、精一杯生きるべきだろう。
凡才が欲を出すと、ろくでもないことをしでかすから・・。
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卒業記念日

テーマ:

耕運機が直ってきた。

早速下の畑の土起こしの続きと、長男が鍬で起こした庭の畑を耕した。

とりあえずじゃが芋を植えることにして、千葉ニュータウンのジョイフル本田まで行く。

去年はさつま芋は成功したが、じゃが芋は遅すぎて失敗だったので今年は頑張ろう。

ガーデンセンターは春の草花の苗で満開だ。大勢の人がカートを引っ張って苗を買っている。

見ているとどうしても欲しくなる。

種から苗を育てたいが、今年の春は仕方が無い。

マンションの時はプランターで楽しんだので、数種類の苗を2、3苗買えばよかったが、庭に植えるとなると10苗は必要だ、5種類60苗ほど買う。

カート一杯に積んで押していると、すれ違ったおばさんが、花屋さんですか?と聞いてきた。

車の座席をたたんで積み込む。

目の前が植木屋だ。ちょっと覗こうかといってプラプラ植木を見て廻る。

小さいが見事な侘び助に出会う。

一昨昨日いつもの植木屋でぐっと我慢した侘び助だ。

値段を見ると10000円。

う~ん。5000円ならね。

別の植木屋も廻る。

ひょろッとした侘び助に6000円とかの値段がついている。

う~ん。あれはお買い得かも。

また戻って眺めていると家人がやって来た。

わー、綺麗ねえ。幾らと値段を見ている。

花の苗で予定外の出費をしている。さすがに家人も諦めるより仕方が無いだろう。

買いましょ、半分づつ出しましょと言う。

半分づつか、妙に納得して買ってしまった。

おい、今日から緊縮財政でいかにゃあ持たんぞ。

そうしましょ。

笑龍庵にもどって早速侘び助を植える。

ばっちり決ったぜ。三食抜く覚悟で買ってよかった。

花も植えた。春らしい華やいだ庭になった。

何もいらない。心が和む。

昼はカレーにでもするか。

そうしましょ。

そういっていたら、おばあちゃんと孫娘が来た。

今日は上の孫娘の小学校の卒業式だった。

中学の制服を着て卒業証書の筒を片手にしてる姿は妙に大人っぽい。

続いて長男一家が登場した。

みんなで卒業式に参列したらしい。

これからお祝いの食事に行くので、一緒に行かないかと言う。

喜んでと、全員で食事に行く。

上の孫娘がお肉が食べたいそうで、シャトーカミヤの中の洋食屋に行くことになる。

上の孫娘に1番高いフィレステーキランチをすすめる。

できたての地ビールでお祝いの乾杯をする。

卒業式で泣いたのかいと聞くと、ちょっとだけという。

昨日は下の孫娘の卒園式だった。

下の孫娘はオイオイ泣いたそうだ。

人間、一番悲しいのは別れだ。

こうして、この子達もこれから何度かの別れを経験してゆくだろう。

上の孫娘がフィレステーキを嬉しそうに食べている。

下の孫娘はハンバーグを嬉しそうに食べている。

人間、一番楽しいのは団欒だ。

こうしたひと時を過ごしていると心が和む。

食事を終えて、シャトーカミヤの中を散歩する。

電気ブランが切れたので小瓶を1本買う。

爽やかな日だ。

おじいちゃん、面白いものを見せてあげようかと、下の孫娘が噴水の側に連れてゆく。

噴水で手をぬらし、地べたにべったりと手形をつけてみせる。面白い子だ。

もう、噴水の水もぬるむ春だ。

遠くにキラキラト輝く大木が見えた。

行ってみると見事なこぶしの大木だった。

他の草木に先駆けて早春に咲く花だ。

今日、植木屋がこぶしを持ってくる。

田植え桜とも呼ばれる、気持のいい花だ。

すっかり、いい気分になった。

シャトーカミヤに隠れた喫茶ルームがある。

ここのケーキは美味い。

ケーキ食べるか?

孫娘の目がキラキラと輝いた。

おじいちゃんの驕りさ。

半分半分か・・。

卒業記念日はめったにない日だからまあいいか。

元気よく旅立ちたまえ。

別れはいつか来るけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグロが泳ぐ日

テーマ:雑感

2台のオフロード車が巾1.6kmの網を張り、アフリカの平原を猛スピードで突き切ってゆく。

ライオンやチータ、犀や象、インハラやイボイノシシも一網打尽になる。

網が通った後は奇怪で荒涼とした風景だ。

そこで車が止まり、1/3が捨てられる。

美味くない、小さすぎるといった理由だ。

これはチャールズ・クローバーの飽食の海の書き出しだ。

海をアフリカの草原に置き換えているだけで、同じことが海で行われているという説明だ。

多くの人は、海で起きていることは陸で起きていることとは違うと思っている。

漁業は遠い海のでの出来事であり、海の中には無尽蔵に魚がいると思っている。

そうではない。

海から魚が居なくなろうとしている。

飽食の海は15年前のベストセラーだ。

昨日モナコのマグロの取引禁止案が否決された。

これで寿司屋からマグロは消えないで済んだとメディアは喜んでいる。

握り寿司ができたのは文政3年(1820)で、マグロが寿司だねとなるのは天保2年(1831)だそうだ。

それまでマグロは下魚として肥料になっていたという。

天保2年にあまりにもマグロが獲れ過ぎて、処分に困って赤身のいい部分だけをヅケにして握ったら大変な人気になり、江戸中の寿司の屋台に出回るようになったそうだ。

寿司、天婦羅は蕎麦と同じで、屋台の食べ物としてスタートしている。庶民の食べ物だった。

もともとは漁師のまかない料理で、握ったメシに獲った雑魚を捌いてのせて食べていたので、高級なネタなど無かったそうだ。

子供の頃は寿司といえば出前。それも客が来た時だけの食べ物だった。

客が食べ残そうでもしたら、まだ玄関で挨拶していても盗み食いしていた。

新婚の夜に銀座の寿司屋で恐る恐る2、3個摘んだだけで3000円とられた。

給料が23000円の頃だ。文句をいおうとしたが新婦にたしなめられた。今でも悔しい。

以来、寿司=高級=高い=恐い、というトラウマにつきまとわれる。

最初の会社の近くに手頃な寿司屋があるというので誘われて行くようになり、やや高いけど月に2、3回は許せるというようになる。

池袋のサンシャインで働いていた頃10時過ぎに猛烈に腹がすいて、1番近い寿司屋に飛び込んだ。

適当に摘んで勘定をたのむと意外というか驚くほど安かったので、以後贔屓にした。

ある日、いつものように寿司を摘んでいたらアベックが入ってきて、勘定して出て行った。

その頃は親父とも懇意になっていたので、えれえ高けえ勘定だったねというと、

俺はアベックがデェ嫌いだ。特に今のみたいに生意気な野郎はデェ嫌いだ。と、あっさり言う。

ウチの親方アベックにやきもち焼くんですよ、と若い衆が笑う。

まあ、それから修行して、どんな寿司屋にも腹を据えて入れるようになった。

銀座のクラブで飲んでちょっと食べに行くかということになると、行き先は寿司屋だ。

気のいい仲間達と飲んでいた頃は、クラブの勘定も寿司屋の勘定はいつも当時出版社の常務をやっていたAの会社持ちだった。

豪勢な寿司屋だった。ちなみにAに勘定を聞くと1人1万を超えていた。

その後、会社を作ってそのクラブを引き継いだが、年に2、3回ママ達と食いに行く寿司屋はその寿司屋ではなかった。

路地裏にある、彼女達が自前で利用するカウンターだけの寿司屋で、こっちがあんまり金を持っていないことを気遣って、そんな店に連れていってくれた。

割勘にする?なんて聞かれたがさすがに男ガすたる。勘定をもったが非常にリーズナブルであった。

寿司なんてのは、刺身でチョコット酒を飲んで、2、3個つまんでサッと出るのが粋な食い方だぜ。

腹いっぱい食うものではない。そう思っている。

外食で元気がいいのは回転寿司だ。

それも100円均一寿司で、家族連れをターゲットにした店だ。

ネタによって値段が違う回転寿司やは苦戦している。

回転レーンは1レーン平均2000万の設備投資が必要だが、動くショーケース化している。

客は勝手に口頭で注文する。レーンに流した商品の3割は廃棄になる。

まあ、江戸時代は屋台で食べた庶民の食べ物だ。

家族で行って、子供のときからトロだ、ウニだ、と貪り食うこともいいだろう。

そかし、寿司が食いたいなら腹を据えて寿司屋の暖簾をくぐることだ。

ただし、くれぐれも銀座の寿司屋に入ってトラウマにならないことだ。

あそこは個人の金で食べる所ではないからね。

世界のマグロの漁獲高の1/4は日本で消費される。

スペインやオーストラリアではマグロの稚魚を獲って餌を与え、たっぷりトロをつけて日本に輸出している。

これでは資源保護にはならない。

日本から回転寿司がなくならない限り、マグロの需要は減らない。

モナコは回転寿司をなくす提案から始めなくてはならないかもしれない。

串本産の養殖マグロがマグロの輸入を止めてくれるかもしれない。

しかし、そうまでもしてマグロを食べなくてはならないのだろうかね。

たまに食うから美味い魚だと思うけどね。

そのうち魚も野菜並に旬がなくなるのだろうか。

そして、広い海一杯に野生の鯨やマグロが悠然と泳ぐ日が来るのだろうか。

180年前の天保2年のように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜も一杯

テーマ:

今日は一日庭仕事。

裏庭の落ち葉や朽木をレーキで掻き集める。

クローバの芽が一斉に出ていた。

雑草の芽も元気よく出ていた。

旅に出る前に一度取っておかねばなるまい。

土を入れたので移植しておいた桜の苗木を定位置に植え替える。

花芽は出ているがまだ根っこは伸びていなかった。

日曜にプラグを買った農機具屋に電話を入れたら耕運機を見に来てくれた。

あちこちいじくっていたが結局エンジンはかからずトラックに積んで持って帰った。

午後所用をすませてから久し振りに植木屋に出かけてみた。

いよいよ植木のシーズンになるので、社長はあちこちの植木の卸市を飛んで廻っているそうだ。

ひめこぶしのいい木が入っていたので思い切って買う。

三つ又の変り種の幼木も1本買う。

侘び助のいい木もあったが、我慢する。

去年結婚した息子が土曜に運んでくれることになった。

ひろい植木屋の敷地を歩いていると欲しい木が沢山ある。

金をかければきりが無い。

木はどんどん育って、2、3年も経てば雰囲気ががらっと変わるだろう。

5年も経てばうっそうと茂るだろう。

都会暮らしは結果を急ぐ。

自然とのつき合いは、じっくりと時を共有ことだろう。

そういい聞かせる。

携帯の電話が鳴った。

農機具屋からだった。耕耘機の修理が終わったので明日届けるという。

ちなみに幾らだと聞くと9500円だという。

もっと取られるかと思ったがホッとする。

反面、それだけあれば侘び助が買えたのにとも思ってしまう。

金の価値というのは複雑だ。

家に帰るとポストに県税事務所からの郵便が届いていた。

開けてみたら県税の還付金を受け取れという書類だった。

笑龍庵の買い足した土地の税金の還付金らしい。

55400円も還付される。

ありがたや、ありがたや。

すごい裕福な気になった。

今夜も一杯やりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本龍馬

テーマ:

結局四国の旅に行くことになった。

N夫妻は4日から四国遍路をスタートさせるが、我々は4日に淡路島に1泊することにした。

4日:笑龍庵⇒淡路島
5日:淡路島⇒高知
6日:高知
7日:高知⇒足摺岬
8日:足摺岬⇒松山
9日:松山⇒高松
10日:高松⇒芦屋
11日:芦屋⇒笑龍庵

という、7泊8日、2012.5kmの旅だ。

淡路島は長男の会社の保養所、芦屋は前の会社の保養所を予約した。

高知と高松は安いホテルで素泊まりする。

足摺岬は長男お奨めの国民宿舎を予約した。

松山はまだ決めていない。

海沿いを走るので結構長い距離を走る。

昔はテントを張っての旅だったが、さすがに自信が無い。体を鍛え直さねばならない。

高知に2泊するのは始めて踏み入れる県であるのと、やはり龍馬に興味があるからだ。

龍馬といえば司馬遼太郎の竜馬がゆくだが、龍馬の実像とは大分かけ離れているように思える。

司馬遼もあえて龍馬を竜馬としているのは創作でっせと断っているからだろう。

NHKで龍馬伝が始まり、ちょいと見て見たが竜馬がゆく以上に創作だ。

岩崎弥太郎は龍馬とは別人格の大物であると思うが、狂言回しのように描かれている。

高知生まれのN君も言っている様に位置的には四国のチベットのような土佐から、何故、龍馬や弥太郎のような人物が輩出されたかは興味深い。

山内一豊が家康から土佐の国を与えられ、以来それまでの長宗我部一派との厳しい身分差別の鬱積が幕府弱体化とともに一気に炸裂していったことが背景にあることは事実だろう。

しかし比較的裕福な商家の生まれの龍馬が武士、農民と同じ感情を抱いていたとは思えない。

11歳近くまで寝小便をして病弱だった甘えん坊の末っ子は自我の目覚めも遅かっただろう。

江戸への遊学も、脱藩も自分の意志で行ったかどうか疑問に思える。

ただ才能が目覚めるきっかけになったことは確かだろう。、

幕末は動乱期だ。武力ではなく知力で一旗上げる気運は充満していただろう。

龍馬は商家に育った影響で、商売に目覚めたに違いない。

龍馬の強味は海舟直伝の航海術だ。

船が操れるセールスマンはそうザラにはいない。

そして艦艇や武器調達の窓口であるグラバーとのパイプも持っている。

プレゼンテーションは、単なる最新鋭の艦艇や武器の性能ではなく、今後の日本が諸外国と伍してゆくためには軍艦、武器が必要であるというコンセプトを切々と説いたに違いない。

薩長連合も、両藩が仲たがいしてもらっては商談が破断する。必死で説得に努めた結果だろう。

寺田屋にしても近江屋にしても、ターゲットは龍馬だったのか。

龍馬は政治には興味は無い。単なる営業マンだ。

命を落とした近江屋の場合、刺客のターゲットは龍馬ではなく中岡慎太郎の方ではなかったかと思うのは穿ちすぎだろうか。

同じ土佐の生まれのジョン万次郎の方が波乱万丈の人生を送り、維新にも貢献しているかもしれない。

有能な営業マンとしての側面からの龍馬の実像に迫ってみたい気もする。

その方が面白いし、史実でなくとも事実に近いだろう。

太平洋の大海原を望みながら、当時の人物達が何を思ったのか。

そこに行けるだけでも楽しい。

たっぷりと幕末の匂いをかいできたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ春

テーマ:

日曜日は少し離れたところにある牧場まで牛糞を貰いに行った。

袋に詰め放題で1袋100円だ。

長男と行って10袋貰ってきた。

良質で安いので大勢の人が詰め掛ける。

5mほどに積まれた牛糞をレーキで掻き下ろしてスコップで袋に詰める。

あまり詰め込み過ぎると袋の口が結えない。下手をすれば破ける。

1杯に詰めた袋はかなり重くて、男でも腰を据えないと持ち上がらないほどだ。

人ごみの中で長男とせっせと牛糞を袋に詰める。

庭の土をゴリラカートに積み込む作業をしたばかりなので阿吽の呼吸だ。

それでも10袋詰め込むと息が上がった。

四駆のシートを全部倒して10袋詰め込む。

牛糞はかなり臭う。

全部の窓を開けっ放しにして帰る。

庭の畑に3袋、下の畑に7袋牛糞を入れることにする。

久し振りに耕運機の出番だ。

冬場ガソリンは全部抜いておいた。そのままだとガソリンが腐ってエンジントラブルのもとになるそうだ。

新しいガソリンを買ってきて入れる。

エンジンは一発でかかり、調子よく土を耕してくれる。

長男と交代で5畝分を耕し、牛糞を撒いて攪拌する。

調子よく何往復もしていたら突然エンジンが止まってしまった。

ガス欠でもなく、オイル切れでもない。

プラグかフィルターだろうということになり、プラグをはずすと真っ黒だ。

きれいに磨いてつけてみるがエンジンはかからない。

新品に変えてみようということになり、近所のホームセンターやオートバックスを回るが売っていない。

ホームセンターの店員が旧市街にある農機屋を教えてくれたので行ってみる。

同じ型式のものはないが、これでいいというプラグを買って来る。

これでOKだろうとプラグを新品に変えてエンジンをかけるが点火しない。

刻々と時間が過ぎて、中目黒のA達が駅につく時間が近づく。

耕耘機はあきらめて、駅に迎えに行く。 

定刻に着いた二人を乗せて笑龍庵に戻る。

早速二人に準備をさせて長男と4人で残っていた土の山を崩し、庭の地ならしをする。

さすがに男手が4人となると作業がはかどる5時過ぎにすっかり仕上がった。

庭の畑も長男が鍬で土起こしをしてくれていた。

ひと風呂浴びて酒盛りを始める。

がんがん生ビールを飲む。

囲炉裏で焼くかさごが旨い。

長男一家も合流して、みんなで飲む。上の孫が昨夜と同じたこ焼きを焼いてくれる。

あれ、もうないっすよと中目黒のAが叫ぶ。

7Lの生ビールが空になった。

昨夜も結構のんだからなあ。

酒屋に電話すると配達に回っていて少し時間がかかるという。

長男と嫁さんが取りに行くことになる。

長男の嫁さんも大のビール党だ。缶ビールとは味が違う。

30分ほどして戻ってきた。

中目黒のAが通販で注文しておいた黒帯が届かないとさかんにボヤく。

玉の光の封を切る。

酒もビールも旨い。

朝から働き尽くめだった長男はさすがに満杯になって8時過ぎに下の孫娘をおぶって帰っていった。 

さて、肝心のビジネスの話をはじめるかと思うが、いい心持に酔っている。

アメーバTも仕事の相談事を持ってきたという。

中目黒のAは泊の準備をしてきている。

アメーバTも泊まることを即決する。

ならばゆっくり飲もうということになりまたワイワイと飲み始める。

アメーバTの歌が聞きたいと家人が所望する。

先月、現品限りという安いマイクカラオケを買っておいたので早速使うことにする。

アメーバTは歌がうまい。

それではと立て続けに3曲ほど歌う。

どれも98点という点数が表示される。

中目黒のAも歌い始める。

最近の新しい曲が入っていないとボヤく。

カラオケで100点を取った曲を歌うといって探すが、それも入っていないので悔しがる。

アメーバTが100点に挑戦する。

どれも100点をキープするが何かの拍子で減点され、3曲ほど歌うがどれも99点だった。

3人で同じ歌を歌って見ることにする。

2曲歌うが、どれもT、A、私の順だった。

歌は点数じゃないよ、こころだよとほざいて見る。

ねえ、みなさん麻雀やりません?

80点台の歌を2曲歌った家人が突然提案する。

いいですよ~。ってことになり、麻雀になる。

結局、半チャン5回やり、アメーバTが300円勝ち。Aが100円、家人が200円の、負け。私はプラマイ0。

翌日目覚めたのは10時。

11時ごろ朝食だか昼食だか分からない食事をして、それぞれビールを1杯づつ注いだら丁度無くなった。

食事が終わって、やっと今回の来庵目的だったビジネスプランの検討会が始まる。

中目黒のAは例のプロモーションソングのビジネスプランの具現化策。

3通りのアプローチプランを立て、プレゼン資料のタタキを馬郎が作ることになる。

アメーバTは得意のカラオケ市場でのニュービジネス展開プラン。

こちらは今の仕事の立場を利用してかなり具体化したプランを作っている。

要はこれから増加する団塊世代の余暇にカラオケ市場を活用し、組織化することによる収益モデルだ。

すでに70店舗あまりが加入に合意している。

皮算用すると月に300万の収益が見込める。

ここにいる4人で割れば一人75万だ。

え、そんなに貰えるのと、家人は単純に喜ぶ。楽しい人だ。

アメーバTもこれからの人生を考えている。

年金+αの収入基盤を作り、養老施設を得意の歌で慰問するのが彼の夢だ。

そのためにはもう少し狭めた戦略への落とし込みが必要になる。

このご時世で手軽に稼ぐのはネットビジネスしかない。

サイト運営は中目黒のAが引き受けるという。

3時過ぎまで真面目に話し合って二人を駅まで送ってゆく。

丁度車やがスタッドレスからノーマルタイヤの履き替えを終えて車を持ってきた。

帰って庭を散歩するとチューリップの芽が出ていた。

いよいよ春だ。

忙しい季節の幕開けだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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体験入学

プロフィール

笑龍亭馬郎

残された未来のために、会社を立上げる。会社といっても短期プロジェクト。無事完了し、笑龍庵と名付けた庵を建て、サラリーマンからフリーランサーへの脱皮を目指している。
趣味:写真 旅 裏酒場。これから庭作り。

性別
男性