朝来小学校卒業式・身障連盟が紅白饅頭でお祝い

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朝来小学校卒業式
身障連盟が紅白饅頭でお祝い
福祉学習10年

朝来小学校


 旅立ちの春。ここ上富田町朝来小学校でも快晴の3月23日、厳粛、かつ慈愛に満ちた卒業式が挙行され、80人の卒業生が夢乗せて中学へと駒を進めた。
 その際、長く同校の福祉(体験)学習に関わってきた上富田町身体障害者連盟(樫木正行会長)が、卒業生全員に祝福の紅白饅頭を贈呈した。「他人の痛みの分かる優しい人間に育って」との願いを込めた。

樫木正行会長


 福祉学習は、いずこの小学校でもある。が、朝来小学校の場合、同町の身体障害者連盟会員が直接学校を訪れ、5~6年生を対象に自らの体験を語り、理解を深めてきた。体験こそ最大の力。体のハンディーを押して出席、とつとつと語る日々の困難や隠れた苦労話は、児童たちの視野を大きく開いた。しかも障害は決して他人事ではない。病気や高齢、事故等々で誰もが陥る可能性もあるのだ。
 そんな中、人を思いやり、共に支えあう社会作りがどれだけ大切なものか。もちろん、障害者自身も学習した。常に保護されるべき側から、社会作りに積極的に関与するスタンスも求められる。 
 自立自存への流れが出来てきたのも決して偶然ではない。その象徴が、自販機設置による収益事業の構築。これによって町からの助成を断り、自主運営を確立したことだ。 
 財政厳しい中であっても、自ら補助金カットを申し出る組織・団体は少ない。彼らの行為は、自主独立路線を選択した上富田町を代表するものとして高く評価されている。

光る、地域ぐるみの盛り上げ

 「紅白饅頭は、福祉学習に関わらせて頂いて10年という節目もあり、贈らせて頂いた。授業のあと感想文を頂くなど、むしろ私達が多くの感動を貰った。そうしたお礼も込めた」と樫木会長。
 学校側も、「障害があっても前向きに明るく生きることの大切さ。忍耐や努力、労わりあいなど多くのことを学んだ。今度の卒業生たちは非常に優しく、縦割り班活動の成果もあってか、下級生の面倒を良く見てきた。あすか作業所での体験も良かった」と語り「これらは次に受け継がれていく」と感謝した。
 もちろん、そこには、小出町長の教育にかける熱い思い、住民ボランティアによる地域ぐるみの盛り上げがあることは言うまでもない。
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コメント

  1. 山本 金山
    2009年12月27日 14時38分
    私たちは朝来小学校の5年生です。 私たちは、小学校がインターネットにのっていることを知りませんでした。たくさんのことが、乗っていたので、「すごいね。」と二人でいいました。感謝しています。これからものせていただくとうれしいです。
    2009年12月29日 11時07分
    山本さん、金山さんコメント本当に有り難う。
    君達が、いつも前向きに取り組んでいる姿に、我々スタッフも感動しています。
    これからも、みんなで力をあわせて頑張ってください

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