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肝臓病教室〔4回目〕

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医療進歩で治る病気に
肝臓病教室〔4回目〕
南和歌山医療センター

南和歌山医療センター

 紀南地方はC型肝炎患者の多い地域。で、各種慢性肝炎、肝硬変や肝臓がんへの知識を深め、その治療と予防に力を注いでいるのが南和歌山医療センター。今年も前・後期に分けて「肝臓病教室」を開催、啓発の実をあげてきた。11月5日、その4回目が開かれ、患者や家族、約20人が熱心に耳を傾けた。テーマは「肝硬変、肝臓がんはもう怖くない」。藤本研治内科医長が主導した。

 医療は正に日進月歩、かつて至難といわれたC型肝炎や肝硬変、肝がん治療もどんどんと新療法が確立・導入されつつあり、患者、家族にとって大きな朗報。
 で、教室内容。まず、肝臓病についての概略おさらい。次いでC型慢性肝炎から肝硬変への移行、更にはそれに伴う肝がん発症率の拡大等が説明され、早期発見、早期治療の有用性が改めて強調された。
 肝硬変での肝がん発症率は年7%。これは10年経つと70%ということであり、かなり高い。また、その目安となる血小板の数が13万以下で、肝臓の繊維化が2~3段階に進み、じわり危険水域に入っていくとの警告。もちろん、10万以下でも元気に過ごしている人もいるが、実はこんな時ほど積極的にウイルス除去に取り組む必要がある。
 いずれにせよ、C型肝炎や肝硬変も、今や治療可能な病気。ウイルスを除去して完全治癒を目指せるインターフェロン治療、難治性でもペグインターフェロン+リバビリンの併用で、75%に効果ありとの治験もある。
 対症療法(肝庇護療法)でも、薬剤の進歩で、効果は格段に高まっている。仮に肝がんとなっても外科的切除のほか、肝動脈塞栓療法、経皮的エタノール注入法、同マイクロ波凝固療法、同ラジオ波熱凝固療法、更に化学療法、分子標的療法等々があって、症状に応じてもっとも適した療法が選択されるという訳。決して落胆したり、諦めたりする必要はないということだ。

肝臓病教室風景

 この後、肝細胞がんの局所療法、肝がんを早く見つけるための検査、肝硬変の薬等についての説明。高度な話ながら、参加者たちは大いに参考になったようだ。
 なお、最終5回目は12月17日午後2時半より。同医療センター2F地域医療研修センターで開催される。
 問合せはTEL0739-26-7050まで。



平成22年度基金訓練 1月開校 受講生募集

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平成22年度基金訓練 1月開校 受講生募集
パソコン「タイム」

藪社長


 非正規労働者や長期失業者など、職業訓練や再就職への支援事業を行う緊急人材育成支援事業、「基金訓練」で(有)タイム(白浜町・藪雅行社長)は平成22年度1月開校の受講生募集を行う。高い実績を評価された同社は既に、今年10月からの講座を開始している。

 講座期間は来年1月21日~4月14日迄(全310時間)、受講料は無料(但し、テキスト代別途必要)。受講時間は午前9時10分~午後4時50分迄、定員は30名。場所はビッグユー(田辺市新庄町)。受付は11月1日~12月15日、選考会は12月17日(選考方法は面接)。条件はハローワークに求職申込みを行っている事。又、ハローワーク内でキャリアコンサルティングを受け、基金訓練の斡旋を受けた者のみ。
*受講科目、実技の詳細は表参照。


生活支援給付金制度

 一定条件を満たせば受講中に月額10万円、扶養家族のいる方は月額12万円が受給される(詳しくは近くのハローワーク迄)
 問合せ=ハローワーク田辺 TEL0739-22-2626、御坊 TEL0738-22-3527、串本 TEL0735-62-0121、新宮 TEL0735-22-6285。訓練実施事業者 (有)タイム=TEL0739-82-2190。
*土、日、祝、月曜日は休み。


天然の域「高隆の瀧」例大祭

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11月22日(日) 中辺路町福定

 シンとした静寂の中に、清冽な瀧音が響く。
 ここ田辺市中辺路町福定近遠、「高隆の瀧」は、晩秋の凛とした寒気と山の霊気みなぎり、さすが「天然の域」の雰囲気。

滝に祈る人たち

 田辺市あけぼのの広瀬隆方さんが、山中に道をこつこつと造り上げ、鳥居を建ちあげ、瀧周辺を整備と、20年余の歳月をかけて切り開いた修行の場である。
 詳しくは、中辺路町、国道311号逢坂トンネル手前、右手山中。山歩きを楽しむムキには絶好のハイキングコース。森羅万象に神宿るを実感する聖なる場所でもある。
 で、11月22日(日)、午前10時より現地にて「高隆の瀧」祭祀が執行される。当日はお瀧前にて法要、その後登り口に戻って餅投げ(お菓子も)、熱々ぜんざいの振る舞いもある。又場所を田辺市湊、銀ちろ本店に移して懇親会も(会費大人2000円、小人1000円)。主催者では大勢の参加を呼びかけている。
 連絡はTEL0739-22-0888 広瀬さん、TEL0739-22-5079 山口治男さんまで。

囲碁で治そう「ゲーム脳」

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囲碁で治そう「ゲーム脳」

田辺囲碁クラブ会長  樫本公兵

 専門家によれば、子供達の間に流行している電子ゲームは、脳波検査でプレイ中の覚醒波の出現がとても少ないという。一見、激しく脳が反応しているようだが、実は眼と指とが反射的に動いているだけで、脳はいわば休んだ状態だという。

囲碁で脳の体操

 電子ゲームのもつ癒し効果は否定しない。また何人かで一緒に遊ぶ楽しさも分かる。ただ、一人で長時間ゲームにふけっているのは、脳の成長にとっていただけないことだけは確かだ。ゲーム機やゲームソフトの会社ばかり儲かって、子供達の脳がスカスカになるのはいかがなものか。といって社会的規制などできるものではない。
 脳を充実させ、どんなことであれ独創的な思考、持続的で粘り強い思考ができるようにするためには、脳の訓練が要る。スポーツは体のみならず、脳の訓練にもなる。読書しかり、芸術活動しかり。
 囲碁も、とても脳の訓練になるらしい。特に右脳を刺激する効果が大きいという脳科学者の報告もある。序盤の構想、中盤の作戦、終盤の計算を貫く一つの大きな流れは、脳をワクワクさせて、そのスリルはどんな推理小説にも負けない。強い人は強いなりに、弱い人も弱いなりに楽しめる頭のスポーツ、囲碁はそんなゲームだ。
 本年6月、JR紀伊田辺駅長のご厚意と、田辺市観光協会の許可を得て、駅第一プラットホームの平安茶屋に、一つの展示を掲げることができた。短いので全文を紹介したい。書と文は、地元の高名な教育者、山内典氏による。

二十二世本因坊
高川秀格先生 略歴


 高川 格(かく)先生は大正四年、当地田辺市に生まれた。六歳で囲碁を覚え、同十五年、光原伊太郎名誉八段の門に入り、昭和三年に入段して棋士になった。同二十七年、第七期本因坊戦で挑戦者となり、時の本因坊、橋本宇太郎九段を破ってタイトルを奪い、本因坊秀格と号した。以降第十五期まで連続して挑戦者を退けてその位を守り、驚異的な「本因坊九連覇」の偉業を成し遂げ、三十九年に名誉本因坊の称号を贈られた。獲得したタイトルは十段、王座などを加えて十八に及ぶ。
 先生の碁は形勢判断に明るく、平明な布石と手厚い中盤は定評があり、その棋風に憧れて学ぶ囲碁ファンは多い。
 昭和六十一年に死去、享年七十一。平成十年に功績を讃えて、二十二世本因坊の称号が贈られた。
 平成二十一年六月     田辺囲碁クラブ

 なお、田辺囲碁クラブ(田辺市湊1082)は、毎週土曜日、9時から11時、学生無料の初心者教室を開催している。
(問)はTEL0739-25-1495まで。


岩本食品が県の100年企業で表彰

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岩本食品が県の100年企業で表彰
不断の努力が結実

 「わたしの家は梅農家」のキャッチコピーで知られる「ぷらむ工房/(株)岩本食品」(みなべ町晩稲・岩本公作社長)が、このほど県が進める100年企業に認定、表彰された。みなべ町では、平成20年度の(株)東農園、(株)三前商店に続く3番目。

岩本食品の直売店「ぷらむ工房」

 同社は初代岩蔵。2代目国蔵のとき、鍛冶屋創業。当時、晩稲(おしね)地区は非常な寒村。村人相手の農具の鍛冶仕事で糊口をしのぎ、出稼ぎにも出た。しかし、技術は高く、「谷国」の鍛冶として、広く信頼されていたという。
 3代目孫太夫の代も、状況は余り変わらず、7歳頃から一寸した用をこなして小金を稼ぐ「駄賃持ち」で家計を助ける。7人兄弟とて学校にも行けず、いつしか鍛冶屋業を継いでいた。
 が、結婚を機に人生が変わる。妻の実家が梅屋。「鍛冶屋と駄賃持ちでは生活は苦しい。梅屋も平行してやりませんか」と妻からの提案、早速にも梅干づくりに参入した。谷国の屋号のままに梅屋の看板を掲げたのが、明治39年という。
 子供の頃、親から高利貸しに行かされた時、「お前らには貸さん」と罵られた屈辱が、その後の人生のバネになっていたようだ。しかし、貧困は続いた。この窮状を救ったのが相次いだ戦争。大正から昭和へは、戦いの時代でもあった。兵隊の弁当や食事にと梅干需要は一気に拡大。谷国は隆盛の道を一気に駆け上がった。当時、紀三井寺に競走馬数頭を抱えたというから半端な財力ではない。競馬界に「谷国の馬」ありと勇名を馳せた。
 絶頂期のこと。税務署が入って多額の税金を直ちに納入するよう指示ありとの自宅からの連絡。が、孫太夫少しも慌てず、「心配するな馬勝った!!」と即座に返事したという。

不運吹き飛ばす不屈の闘志

 が、4代目義一のとき、為替差損等もあって、隆盛を極めた谷国は遂に倒産。現5代目当主,公作氏未だ幼稚園児の頃である。このとき姑のカツと母ミサ子は、「ここまで大きくしてきた梅屋、絶対に盛り返し、5代目公作に継がせる」と固く心に誓ったという。
 再起は難渋を極めた。が、地元金融機関が、ミサ子名義で口座を開設、一条の光明が見えた。
 やがて…。梅の開花期、南部梅林に人が集まるようになってくる。観梅客相手の商いが始まる。
 「あり難い」と心からのもてなしで接待。更にこの人たちに喜んで食べてもらえるものをと、甘口の「三日月梅」を開発する。これが当たった。たまたま観梅に訪れていた高島屋や三越のバイヤーの目に止まり、三日月梅は販路を外に拡大した。
 発展著しい現・(株)岩本食品の基は、実にこの嫁、姑の「絶対に再興し、5代目に継がせる」という強固な意志にあった。
 一企業が100年を経てなお、隆盛の道を歩むということは至難の業。しかし、一瞬もとどまることなく、研究研鑽を続け、不断の努力を傾注している同社に、目下死角はない。先ごろ、内孫に男児が誕生。継承する7代目ができたと、喜びに沸く公作夫妻である。




冬の特撰ギフト

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よってっていなり店
冬の特撰ギフト
好評につき販売個数を増加

 時の流れはなんとも速い。今年も余すところ45日。もう、お歳暮商品で心悩ます時期となった。そんな時、安心、頼りになるのが産直市場「よってって いなり店」冬の特撰ギフト。
 同店、選りすぐり、一番の売れ筋商品を詰め合わせたギフトは、味といい地域特性といい、申し分ない逸品ぞろい。
 贈って喜ばれるギフト、ナンバーワンといっても過言でない。
 昨年も申込殺到で早々と売り切れ、そこで今年は100個を追加して限定400個とした。中味のラインアップは次の通り。


▼温州みかん=約2キログラム(みなべ産 究極の甘さ)
▼お米=約2キログラム(日置川産 こしひかり) 
▼富有柿=5個(和歌山産 本場の味をご堪能下さい)
▼手作りこんにゃく=2個(鳴岩商店の100%手作りの味)
▼手作り味噌=250グラム(秋幸醸造 昔から造り方変わらず、守り続けた伝統の味。大好評)

限定「400個」、注文は早い目に

 どうです、それぞれが、同店人気No.1の商品ばかり、バラエティ豊かな詰め合わせだ。 
 価格は3200円(税込)。送料別途(ちなみに関西550円/関東650円)とお手ごろ。
▼第1回受付終了が11月23日(月)、発送が11月28日(土)
▼最終受付終了が12月6日(日)で最終発送が12月12日(土)
という段取り。
 数に限りありとならば、「善は急げ」。躊躇することなく早急に決めたいところだ。注文はTEL0739-25-4741、FAX0739-81-1823。

歳末対応もばっちり

賑わう柑橘コーナー(上)と充実の花卉棟


 ところで、師走に入れば年末商戦が始まる。
 「よってって・いなり店」では、年末年始にかけ、新鮮野菜や完熟果物、花木等々、大量満載で顧客を迎える。
 全国産直市場甲子園で優良賞受賞の、突出した実力を遺憾なく発揮、品揃えや接客サービス等々、顧客ニーズに真摯に対応していく。明るい店内とあいまって、新鮮、うまい、顔の見える安心等、産直市場のよさを堪能できる店として、人気いよいよ高い。
 お買い物は「地場産品の宝庫」、よってっていなり店でっせ。



わかやま木の家コンテスト

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わかやま木の家コンテスト
応募作品募集中

 和歌山県では、良質で健康・安心の素材「紀州材」の普及を図ることを目的に、わかやま木の家コンテスト2009~あなたが選ぶ紀州材の家~(主催=和歌山県)を今年も開催。来年1月29日金曜日まで、応募作品を募集している。

▼応募資格=設計者・施工者など、申請する住宅建築に直接関係した方ならどなたでも
▼応募住宅の条件
 (1)紀州材を構造や内装などにふんだんに使用し、県内に新築された住宅
 (2)戸建て住宅・併用住宅・別荘など、個人が住居する事を目的としたもの。ただし、公営住宅やモデルハウスとして利用している住宅を除く
 (3)流域林業活性化センター主催の住宅コンテストで、過去に受賞した住宅ではないこと
 (4)同一住宅の重複応募はできない
 (5)応募住宅について関係者の了承を得ている事
▼応募書類=[1]応募申込書[2]応募作品(A1サイズ縦使い)
 ※上部に写真、下部に図面を配置しサイズや縮尺を入れる。着色は自由
▼審査=一次審査(審査員審査により15作品を選考)二次審査(県民による一般投票)
▼表彰(県)=最優秀賞…二次審査の得票数1位の作品。優秀賞…同2位、3位の作品
▼応募締切=平成22年1月29日(金)当日消印有効

 (問)募集要項は、各振興局林務課まで。(西牟婁振興局TEL0739-22-1200代表)

混合性結合組織病研修会と交流会

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混合性結合組織病研修会と交流会
11/29 和歌山ビッグ愛で

 和歌山県難病・子ども保健相談支援センターでは、次の日程で「混合性結合組織病研修会と交流会」を開く。対象は同患者と家族、保健・医療・福祉関係者等。
 同病は、膠原病重複症候群の一種で、多発性筋炎、多発性関節炎、全身性強皮症、筋力低下等々、重複症状を発症する難病。
日程 11月29日(日)13時半~16時半
場所 和歌山ビッグ愛、会議室502、503

 内容は京大医学部付属病院、免疫・膠原病内科講師・藤井隆夫医師による「混合性結合組織病の最新の治療」についての講演。講師を囲んでの患者・家族との交流会。参加希望者は、11月27日までに▼電話073-445-0520▼FAX073-445-0603▼メール e0503021@pref.wakayama.lg.jp のいずれかで、名前、電話番号、参加人数を和歌山県難病・子ども保健相談支援センター(担当・石井)まで申し込むこと。

税を考える週間

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田辺税務署の啓発活動
11/15まで パビリオンシティで「税に関する小学生の習字展」 
11/10にはラジオで税の広報も

税を考える週間 11/11~17

 11月11日から17日は「税を考える週間」。
 田辺税務署では7日土曜から15日日曜までの9日間(9時~22時)田辺市稲成町のパビリオンシティ田辺店A館2階エスカレーター横で「税に関する小学生の習字展」(展示総数317点)を開催するほか、11月10日火曜(13:20~約10分)、和歌山放送ラジオ「感謝感激!アカシです」に税務署職員が生出演、税の大切さや、e-Tax・納税申告についてのコメントがオンエアーされる。

 また13日(金)15:30からは『中学生高校生の税に関する作文』の表彰式・上位入選者作品披露が田辺地域職業訓練センターで行われ、16日(月)には15:30から紀伊田辺シティプラザホテルで『納税表彰式』も実施、活発な広報PR活動を展開する。
 習字展示の参加小学校は次の通り。
 田三小95点(5年=45/6年=50)、新庄小68点(5年=36/6年=32)、会津小76点(6年=76)、上山路小26点(4年=10/5年=8/6年=8)
近野小19点(4年=6/5年=5/6年=8)、龍神小20点(3年=3/4年=4/5年=5/6年 =8)、冨里小13点(4年=5/5年=2/6年=6)
 そんな田辺税務署、申告納税時期やこうした週間のおりだけでなく、さまざまな啓発活動を行っており、10月には田辺納税協会・近畿税理士会田辺支部と合同で「弁慶まつり」のゲタ踊りにも参加、e-Taxの普及PR活動を行った。

 e-Taxは、登記や社会保険・労働保険など、国が扱う手続きのほとんどについて自宅やオフィスのパソコンから申請できる便利なシステムのひとつで、インターネットを利用して申告納税を行うもの。税を考える週間を機会に積極的に活用を。
 田辺税務署、TEL0739-22-1250。

熊野古道沿いに「夢地蔵尊」

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あなたの夢を叶えて
熊野古道沿いに「夢地蔵尊」
地道に頑張る倉尾さん
 
倉尾弘大さん

 田辺市中辺路町栗栖川の町並み手前、平原橋を渡って、ほんの数百メートル上。富田川寄りにせり出した小さな広場に、どっしり鎮座するお地蔵さん。これが、倉尾弘大さんらが進める「夢地蔵尊」だ。

 台座約1メートル。像本体は高さ・幅が各1.4メートルとかなり大きい。作像は四国の石仏専門業者に依頼したとあって、何ともやさしく、滋味あふれる表情。世界遺産登録5周年の今年、7月7日、七夕を期して開眼した。「熊野夢の会」(清水節雄代表、会員30名)が建立、願主(祭主)は倉尾弘大さん。
 浄不浄、男女貴賎を問わず受け入れてくれる、癒しと蘇りの熊野古道にふさわしい地蔵尊である。
 倉尾さんは「夢地蔵」真上、持ち山の一角に、「熊野の心」堪能の宿泊施設「夢木楽」を建築、内外の人々との交流を蜜にすると共に、絶えず「熊野」を全国に発信してきた。「夢を持ちつつ、木にこだわって楽しく生きる」をコンセプトにNPO囲炉裏を立ち上げ、古道整備や伝統継承、地域活性のイベント催行等々、多彩な活動を展開。世界遺産登録実現の際も、滝尻王子で提灯行列を実施、その喜びを内外に示した。熊野の精神(こころ)を生かした地域活性への思いは人後に落ちないものがある。

全てを受け入れてくれる夢地蔵

 今回の「夢地蔵」も多くの人々との交流がきっかけ。特に全国唯一、神仏習合「夢地蔵」のある埼玉県、金剛院、清水住職から「巡礼道の原点は熊野古道にある。あなたは熊野に“夢地蔵”を創るべし」との進言に後押しされた。
 夢は人が一生かけて追い求めるもの。夢があるからこそいつも若々しく生きられ、生甲斐にもつながる。夢が消えたとき、人は一気に老いさらばえ、活力を失う。
 どんな夢でも良い、ずっと夢を追い求めてほしい。夢を失った人には、この夢地蔵にお参りし、熊野古道という自然の内懐に抱かれることで、癒され、明日への希望を見出してほしい。
 「自然には、どんな妙薬よりも癒す力がある。夢地蔵は、それを教えてくれるありがたいお地蔵さん。気張らず、肩の力を抜いてと教えてくれている。そんな気がしますね」と倉尾さん。
 広場には大きな看板状のボードを設置、訪れた人たちが思いおもいの感慨、感想を書き込む。路上詩人の見事な詩と絵もある。
 柔和な表情の「夢地蔵」が、喜びも悲しみも、「そうかそうか」と受け止めてくれる。ひと時の安らぎが、生きる糧となることを教えてくれる。ありがたい…。
 なお、倉尾さんへは携帯090-8796-4356まで。


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