ごめんねーごめんねー
日差しは春なのに、肌寒い先日。
梅畑の草刈りをしながら。
漫才の「U事工事」のギャグ「ごめんねーごめんねー」を口ずさんでいるのに気づき、苦笑い。
「U事工事」は栃木県出身の高校・大学の同級生男コンビで、栃木弁・栃木県がウリです。
栃木を誇る一方、茨城を敵対視していて、そんな県の微妙な差別化が笑いを誘います。
向かって右側の益子卓郎が特徴的な節回しで「ごめんねーごめんねー」とやるのが可笑しくて。
妹の子供Rちゃんが連発していたので、いま「マイブーム」です。



梅の実やサヤエンドウの花、葱坊主に心を奪われながら作業していると。
刈られた地面から、なにやら動くものが。
そういえば、刃になにかあたったかすかな感触も。
やばいナーと思いながら、ようく見てみると。

カエルかー。
「啓蟄」で冬眠から目覚めたんじゃないのかよー。
少し刃がかすった程度で、傷は浅い様子。
ウーン、でも血が出てきてる。オロナイン軟膏持ってないよ。

あーもう、カエル君には悪いけれど、爺は口ずさんじゃいます。
「ごめんねーごめんねー」
静物画の秘密展
恒例妹家族と行く「春の大家族旅行」も、行き先をあれこれ言ってるうちにぽしゃってしまって。
まあ、夫婦二人で神戸に中華でも食いに行きましょかとなり。
ついでに、建築家安藤忠雄の作品である「兵庫県立美術館」(神戸市中央区脇浜海岸通)
をのぞくことになりました。
そうそう、3月24日のよいお天気でしたが、少し風が冷たい感じの日でした。


兵庫県立美術館はHAT神戸という街?に、海に面するなぎさ公園と一体化する感じで建っています。
安藤建築の「親水」という意識が美術館の前を通るハーバーウォークから階段状になった広場風の
つくりに表れていますね。
「HAT神戸って何?」と訊かれて、「多分神戸製鋼の跡地・・。阪神・淡路大震災のあとの
復興計画・・・」としどろもどろ。
爺はこのすぐ北側のJR灘駅近辺で育ったのですが・・。
さまがわりの景色に。 浦島太郎になった気分でした。

ウィーン美術史美術館所蔵の「静物画の秘密展」をやっていて。

「果物市場」という連作作品に描かれている人物がワイン片手にお出迎え
といううれしい仕掛けも館内にはされていて。
こんなの楽しくていいなー。
印象派?のマネが「画家中の画家」と呼んだベラスケスの
「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」が初来日!がうりだそうです。

近くで見ると、すばやい筆で荒々しく描いたタッチにしか見えないのですが、少し離れて
見ると写実的な衣装のひだであったり。
ガラス器の厚み、透明感のすばらしいこと。

さまざまな花の描きこまれ方の緻密なこと。
期待せずに(というか知らなかっただけ?)覗いた展覧会でしたが、
質量ともに堪能させていただきました。

可愛いいマルガリータ王女と握手をして、会場をあとにしました。
あー孫ほしかー。
美術館情報はこちらで。(といってもこの催しは3月29日までです。)
http://www.artm.pref.hyogo.jp/
静寂の叫び
ジェフリー・ディーバー「静寂の叫び」(早川文庫)を読みました。
聾学校の生徒と教員を乗せたスクールバスが、3人の脱獄囚に襲われ、人質となります。
廃屋同然の食肉加工場にたてもこった犯人側と、FBI危機管理チームのポターは交渉に
臨みますが、生徒の一人が凶弾に倒れてしまいます。
最悪の事態を回避すべく、ポターは、一縷の望みをかけて再交渉に臨む・・。

英語タイトルは「A MAIDEN’S GRAVE」(乙女の墓)です。
日本語タイトル「静寂の叫び」と全然ちがうじゃんと訝りながら読んでいますと。
タイトルにまつわる場面がありました。要約して書きますね。
わたしが8つのときに、ジュディ・コリンズのコンサートに行ったの。
メラニーは続ける。
彼女はア・カペラを歌っていた。私が一度もきいたことのない歌だった。それが耳について離れなくて。
兄のコンサートプログラムを 覗き込みながら、この歌の題名はなんというのと。彼にきいたわ。
そしたら兄が「乙女の墓」(メイドウンズ・グレイブ)だと教えてくれたの。
コンサートの翌日、ジュディ・コリンズが最後に歌ったあの歌の楽譜を買ってきてほしいと
兄に頼んだら。
「乙女の墓」?いったい何のことだい。
あれは「アメイジング・グレイス」っていうゴスペル・ソングだよ。僕はそう言ったんだ。
私はすぐさまダウンタウンのレコード店へ走っていき確かめたら「アメイジング・グレイス」だった。
それから2ヶ月後には聴力が90デシベルに落ちていると判断されたの・・。

交渉人ポターともう一人の主人公、聾学校の助手先生メラニー 。
人質救出で活躍をするメラニーの聴力が落ちたときのエピソードからのタイトルだったのですね。
なーんだ、「a maiden's grave」 と「amazing grace」の言葉遊びかー。
でも、これってちょうど和歌山県の方言の「ダ行」と「ザ行」の混濁みたい。
この本、ジェフリー・ディーバーの
リンカーンライムシリーズで有名になる前の、出世作といってもいい一作だそうです。
本情報はこちらかなー。
素敵な贈りもの
先日、トレラン娘のTさんとHさんとから、トレラン大会後のわが家での「飲み会」御礼にと。
大阪料亭「花錦戸」の「まつのはこんぶ」をいただきました。
こんぶといえば「神宗」か「小倉屋」しか知らない爺は、不覚にもこのこんぶのこと知りませんでした。

見かけは細切りの乾燥こんぶで、松葉に似ていることから「まつのは」ですかね。
口に含むとなにやら複雑な滋味が広がり、山椒の風味がそれを際だたせています。
なんでも3年間寝かせた北海道、道南産の真昆布と山椒をスッポン出汁(料亭「花錦戸」
はスッポン料理で有名らしいです。)で炊きあげているそうで。
最後のスッポン雑炊に客に出していたのが、客へのお持ち帰り品となり、やがて商品化
されたらしいです。いやー、サクセスストーリーがよくできてますよね。
さらに「まつのは」というのは「松の葉を添えるほどわずかですが、ほんの気持ちです」と
いう意味で書き添える贈答ご挨拶だそうです。
がびょーん。(古いナー)何にも知らないで生きてきた爺のバカバカ。
相手のことと喜ぶ顔を思う贈り手のこころがこの一品にこもっていて。感謝。

WBCを「まつのは」と「菊御代」(「碧山」があっという間に空になり、奥さん激怒して「黒牛」買って
もらえませんでした。少ししょんぼり。)で、録画観戦。
いやー、韓国との決勝戦感激ですね。
イチローの10回、ツーアウト、ランナー2塁・3塁からのセンター前へのきれいなヒット!
不振を極めたイチローが決勝戦4安打。
「僕は(何かを)持ってますね。神が降りて来ました。」のイチローの言葉は素直にうれしい。
(爺の長男も名前は同じく「イチロー」なんですが・・。
努力しないあいつには神は降りて来ないだろうナー)
泣けちゃいますよねー。
「素敵な贈りもの」をありがとう。
「まつのは」商品情報はこちらで。
http://ringbell.com/etc/tg_nishikido.php
ぶどうの棚
奥さんからぶどうの「棚」をやりかえてほしいと頼まれつつもほったらかしだったのですが。
よいお天気だった20日に、Rちゃんに手伝ってもらってトライ。
今のぶどうの「棚」は地面から50cmくらい。
こんなに低くては蒸れちゃってろくなぶどうはできないだろうなーと思っていたのですが。
昨夏、甘くて美味しい「巨峰」が何房も実ってくれたのです。

本当は紀伊上臈ホトトギス祭りでおじゃました、佐本深谷地区の桜井さん宅のような
ぶどう棚にあこがれるのですが。
爺とRちゃんではとても無理なので・・。(あたりまえじゃー)

てんとう虫とたんぽぽ採りに仕事を忘れがちなRちゃんと。途中から妹も加わって。
ああでもない、こうでもないと作業した結果。
地面から100cm位まで棚位置がアップしました。

ウーン、まだまだ「棚」とは呼べないですね。
でも、イタリアとかのワインぶどうの垣根作り風な感じだと。
爺は密かに気にいっているのですが・・。

お初の「そら豆」で作業後、ワインをいただいて。いやーまんぞくまんぞく。



