和歌山は、海あり、山あり、川あり、自然の宝庫。

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■シンポジウムレポート「災害に強い地域づくり~自然エネルギーの役割~」

テーマ:イベントレポート
シンポジウム「災害に強い地域づくり~自然エネルギーの役割~」が、1月21日にビッグUで開かれ、約100名の方たちがご来場くださりました。

今回のシンポジウムの企画を中心になってされた安原克彦さんのレポートを紹介させて頂きます。


シンポジウム

「災害に強い地域づくり~自然エネルギーの役割」シンポジウムを何とか終了させることができました。参加いただいた方々、ありがとうございました。

内容的には災害や自然エネルギー利用の実際の現場に立脚して、防災や地域づくりの対策をマクロな視点、ミクロな視点の両面から提供できたと思っています。

具体的には並河さんは熊野川町の被災状況をリアルに報告し、その対策を現実的にシビアにとつとつと分析されました。

大野さんは岩手県大槌町吉里吉里での薪風呂ボランティアの活動を躍動感あふれた発表で、そこの漁民が生活の糧を山に切り替えていくことで希望を与えてくれました。

浦上さんは3.11以外にも中越地震などの過去の災害復興の状況や復興計画の分析、地域づくりへの自然エネルギーの活用事例をミクロ・マクロな視点から報告されました。

大場さんは自然エネルギーの中でも特に木質エネルギー利用を、国内以外にもヨーロッパの事例を踏まえて提案されました。

私もパネルディスカッションで、キーワードとなる「地域の人の絆」「バランスのとれた地域コミュニティづくり」の方法として、集落ごとに木質燃料を使った公衆浴場の設置策を提案しました。

スタッフを交えた夜の交流会やその後も含めると12時間以上、翌日も含めると24時間以上、このテーマを議論し続けました。

それぞれの方が現場の実感に即して話されたことの中の共通するところに防災・地域づくり・自然エネルギーを結びつける回答があると思われます。


‎印象に残った報告として「行政に頼らずに災害に対応できた集落とできなかった集落に分かれた」

「岩手県吉里吉里では住民が支援を受けやすいように自主的に道のがれきを片付けたり、ヘリポートを作ったりして自衛隊が入りやすいようにした」

「中越地震では避難所に集落の区長、婦人会、外に物資を探しに行く若者たちのグループに分かれ役割分担して事に当たった」

「集落が非日常の災害に対応できるかの目安として、非日常の祭りを集落独自でやれるかどうかにありそうだ。祭りが維持できなくなった集落は黄色信号だと考えた方がよい」

災害への対応として、「大きな災害が予想されるときは、集落全体が避難した方がよいところもあるかもしれない」

「いくつかの集落が集まって、バランスのとれた集落を作り直す集住の考えをけんとうすべきかもしれない」

これらのことから、自然エネルギー活用も、行政主導でなく、地域(集落)主導で進めることで、集落の結びつきを高め、災害に強い地域(集落)づくりになるように思えました。
また、雇用を生み出すことができるような木質エネルギー利用の形なら、年齢構成としてバランスのとれた地域(集落)づくりに貢献できそうです。

初めてユーストリーム中継を行いました、
ちょっと音声が悪いですが、よければ録画してあるライブをご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/kumano-kodou 

また、facebookを利用している方向けですが、‎21日のシンポジウムの内容を検討するために結成しましたグループをシンポジウム終了後は公開度を少しゆるくして継続することにしました。

地域(集落)の自律的な(例えば行政の支援がなくても災害復旧を始められるようなこと)防災・地域づくり・自然エネルギー活用をテーマに議論できる場にしたいと思います。
希望者はご参加下さい。投稿はグループ内のみの掲示となっています。
http://www.facebook.com/groups/316869988330703/
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プロフィール

ミツワカ

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映メンバーです。

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