熊 野 古 道 (パート3)

テーマ:熊野古道
 その後の道は、割と平坦な道で皆揃って足取りも軽い!

 道は落葉に覆われ、足にはとっても優しい。
 裏白群が続く尾根づたいの道は雰囲気もあるが、相変わらずおばちゃん達の「だべり」が続き、少こ~し耳障りか?

 桜峠を過ぎるとちょっとした下り道、「何の何のこれしきの下り!」と思いながら歩いていると、いきなり・・・・・。

 「お腹すかへん?」

 「もう一寸で茶屋があるさか、そこまで辛抱しぃ~!」

 「そやけど、腹へったわ~!」

 「もぅ この子は シンドなって来たさか、あんな事ばっかり言うて!!」

 駄々をこねるおばちゃんをあやしながら、何とか15分ほどで「桜茶屋跡」に到着。

古道を行く 桜茶屋

 ここは、桜の大木があった事からその名が付いたと言われ、明治の末ごろまで茶屋が存在してたようですが、今はその面影はなし。
 昔は、遠くに大雲取越えの一団が見えると、茶屋の主人が餅をつき、お茶を入れると、丁度そのころ巡礼の一団がこの茶屋に到着したとか?
 
 確かに前方には大山の集落と大雲取越えの山が広がり、中々見晴らしがいい。

 そんな茶屋で待ちに待った「ランチタイム」、おもむろにリュックから弁当を取り出し「さぁ、みんな食べてえよ!」と、早速、弁当のご開帳と相成った。

御開帳 ランチタイム 

 それにしても、色んな物を作ってきているものである。
 
 各々が、まず他人の弁当に箸を運び品定め!

 「○○さん、これ何で味付けたあるん?」等と言いながら・・・・・・「私のも食べてみて、○○さんに、聞いて作ったんやけど美味しいで~」  

 単なる料理自慢であるが、ピクニックにでも来たようでなかなか楽しい。

 日当たりがよく視界が広がるこの茶屋で、古人もおそらく同じようにおにぎりでもパクついたであろう。

大雲取越え 古道を行く

 さ~て、どれほど休憩しただろうか?おにぎりで腹いっぱいになったお腹をさすりながら、桜茶屋を後にしたが、これから小和瀬の終点まで、急勾配の下りが続く。
 
 何とか「椎の木茶屋跡」につくと、ここにも歌碑があった。

 雲取越えには多くの歌碑がある、しかもあの斉藤茂吉や土屋文明、更には地元の歌人杉浦勝氏のものまで・・・・・・・。

 無学な小生など読んでも良く分からないが、関心のある方なら風土が感じられる素晴らしいものなんだろう。

歌碑 長井の集落

 そんな歌碑を眺めつつ、延々と続く坂道に皆さんの口数は極端に少なくなったが・・・・・。

 そんな時に見慣れた風景が飛び込んできた・・・・長井の集落です。

プロフィール

栗

にしやん

熊野古道
大雲取越~小雲取越のど真ん中
「水がきれい」で「空気もうまい」!

こんなすばらしい環境でノンビリと働いて?・・・・・・います!

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