名人来る!

テーマ:小口自然の家
 好天続きで釣り客からも敬遠されていた小口の川、そんな川にも4~5日前には恵みの雨!
 おかげさんで釣りには丁度いい具合に!

 「よし これで お客様も戻ってくるぞ~♪」と喜んでいた昨日、これまでの不満が爆発したかのような怒り狂った大雨。
 「クソ~、今日はお客様32名の鮎釣り大会があるというのに~!」

 出勤時、熊野川の水位はメチャメチャ高い、小口方面に入ればどうかと思っていたら、いつもの澄み切った川も唸りを上げてゴーゴーと。

 「いくらなんでも、これじゃ鮎釣りにはならんやろ?」と・・・・・。

 職場に着けば、何の連絡も無いこと6時間、一人のお客様が玄関に姿を見せて「皆さんまだ来ていませんか~?」・・・・と。
 どうやらこの悪条件下でも「鮎釣り大会」を実施したようである。

 4時半には、竿とクーラーを持った釣り客が次から次へとチェックイン、総勢32名が揃ったところで早速表彰式の準備、食堂の片隅には沢山の賞品が並べられた。

豪華商品 優勝トロフィー

 この団体さん!五條市を中心とした人の集まりのようですが、有名な鮎釣りの第一人者FS選手を支援する団体だという。
 FS選手と言えば鮎釣りの第一人者、「がまかつ」主催の「G杯全日本アユ釣り選手権大会」では前人未到の3勝をあげたり、その他全国レベルの大会ではいつも優勝及び上位に入る釣りの「名人」。
 今では、本を書いて釣りの基本を伝授したりしているが、そんな関係からか今回は特別に「がまかつ」の会長さんやビデオ会社も同行し、超豪華な鮎釣り大会になりました。

 で、参加者も、そんな名人から教わっているのか?あの川の状態で1位は25匹、2位は24匹、3位は23匹と大接戦を展開、最も釣れなかった人でも3匹で「坊主」の人は0。

表彰式 表彰式2

 何回も言いますが、あの濁流渦巻くような激流でですぞ!

 そんな健闘を讃えあい、和やかに表彰式が終わるとすぐさま大懇親会に突入!

懇親会

 今度は「釣りを餌に」飲むこと飲むこと、こちらの方は全員が名人級!
 「熊野川や北山の川は自然に一番近い・・・・とてもきれいやで~・・・・うぃ~」

 酔った上とはいえ、こんな言葉を聞くととても晴れやかな気持ちになる小生でした。

隠れ家

テーマ:歴史
 滝本地区の本谷に「宝龍の滝」があり、その上流には滝と壷の調和がすばらしい「コッペ滝」がある。

宝龍の滝

 その「コッペ滝」から取水堰堤を過ぎると「藤綱の要害跡」というのがありますが、ここは、源平合戦に敗れた平維盛(たいらのこれもり)が隠れ住んだ所と言われています。

 この隠れ家は、奥深く絶壁に囲まれた中にあり熊野の大秘境の中の隠れ家、更に対岸まで伸びる藤の蔓も・・・・・・・・もしも蔦を伝って敵が迫れば、この蔓を切って侵入を防ぐと言われる。

 維盛は平安末期の武将、平清盛の孫で平重盛の長男にあたる。

 大変美貌の武将であったというが、武運には恵まれず富士川の戦いでは、鳥の羽音を敵の奇襲と誤って敗走し、源義仲との倶利伽羅峠の戦いでも敗戦。
 そして、屋島では戦いから離脱し腹心を連れて都落ち、紀三井寺から高野山、龍神、十津川を経て本宮に逃げのび、本宮での参拝後、小雲取越え大雲取越えを経て那智大社に参拝、浜の宮から舟で補陀洛浄土へと旅立(入水自殺)ったと言われている。

 しかし、これには色んな説があるようで、頼朝の残党狩りから逃れる為に入水に見せかけ、実は各地を転々としたとか、再び都に上って法皇に助命を懇願したとか?

 今回の「藤綱要害跡」の説では、最終的に那智勝浦町の色川にたどり着き、色川の人たちが人里離れたこの地で要害を築き、ひそかに維盛をかくまい源氏の探索の手も薄くなった3年後には色川に落ち着き2人の男子をもうけたとも言われています。

藤綱要害跡

 一時は権勢をほしいままにしていた平氏、もしもこの説どうりであったのなら、武将の維盛はどんな想いでこの場所で時を過ごしたのでしょうか?

 それにしても熊野には平家の落人伝説が多い、な~~ぜ ??

最高の風味!

テーマ:自然
 ハサミに毛が密集しているところから、「藻屑のような」意味で、名づけられた「モクズガニ」。
 熊野地方では「ズガニ」(以下ズガニ)と呼ばれ、そのまろやかな風味はこの地方の人気である。
 そんなズガニ漁に今年もまた挑戦してみました!

 頂戴して食べるのが専門だった小生も昨年初めて挑戦、収穫30匹と味を占めたので夢を再びと・・・・・・・。

 カニ籠やロープ、オモリなどの道具は昨年購入したので、今回は珍しく資金0円で挑戦権を獲得!(笑)
 兼ねてから溜めてもらっていた「魚のあら」を餌に、仕掛けを川に投入しました。

 翌朝、引き上げてみればごらんの通り、やわらかい毛が生え、丸みを帯びた甲羅のズガニが12匹入っていました。
 それも、ほとんどが美味しい味噌を持つメス!ウッシッシ

ズガニ ズガニ2

 大きさは5~6cmほどであろうか?
 「これまでになるには何年かかるのかな?」なんて思いながら、30分ほど経てば泡を吹き出しました。
 おいしいカニも、「死んでしまったものは食べたらダメ!」(中間宿主と言い寄生虫の成体と幼生で寄生する生き物)と言われているので、早速「塩ゆで」です。

ズガニ3 ズガニ4

 昨年は、熱湯の中に入れ一気に茹でてしまったので手足がバラバラ、そんな失敗を反省しつつ、水を入れた鍋に生きたままズガニを入れて・・・・・。
 火を付けて少し時間が経つと蓋を持ち上げて抵抗、それを残酷にも手で押さえ「釜ゆでの刑」まるで石川五右衛門状態!
 しばらくすると・・・・・・・・シ~ン・・・・・・・・・・ご臨終です。(チーン!)

 赤く茹で上がったカニ、いい香りを放ちながら皿に盛るとこのとおり、形もそろい、とても美味しそう!

ズガニ5 ズガニ6

 早速、この日の夜は試食会!(*勿論酒つきです。)

 カニ料理、人によっては砕いて味噌汁にしたり、カニ味噌だけを取り出してオーブンで焼いて食べたりしますが、やっぱり茹でて美味しいカニ味噌を堪能し、残ったカニ味噌は甲羅に入れた「酒」でかき混ぜて食べ干す?エッ飲み干す?
 これが自分流の食べ方、都会では絶対味わえない最高の味です!

 何とも言えない・・・・・・・・・・・ くぅ~~ たまらん!

抜け殻

テーマ:自然
 夏も終わりに近づき、耳を劈くような蝉の鳴き声も幾分か静かになってきました。

 「小口自然の家」の広い敷地には樹木も多く、毎年イヤと言うほどの蝉の鳴き声が聞こえてきます。

 朝5時頃にはセミが「ミ~ン ミ~ン、ジー ジー」と一斉に鳴きだし、おまけに6時には小口のサイレンがけたたましく鳴り響く、小生などにはうるさくてゆっくり寝ていられないが、宿泊のお客様にはこれも風情と感じるのかもしれない!

 今朝は、そんな蝉の抜け殻を椎茸のホダ木に発見!

抜け殻 抜け殻2

抜け殻3 抜け殻3体

 まあ、あまり珍しいものではありませんが、久しぶりなので小さい頃に見た羽化を思い出しました。

 父親とジーッと見ていると、背中から殻を破って白っぽい顔を出す。
 「この蝉も10日ぐらいしか生きられへん、直ぐに死んでいくんやで~」
 「え~~ なんで?」
 親父とこんな会話をしながら、見ていたことがあったっけ。
 幼心にも実に神秘的な世界だった、そんな記憶がよみがえる。

 数年~10数年もの長い間、地中で過ごし1週間~2週間と言われる短い蝉の運命。
 世に出でしこの男、いやこの蝉 オスは鳴いてメスを呼び、そして子孫を残し使命を全うする。

 何と はかない一生だろうか?
 そんな生き様を残した蝉の抜け殻であった。

AME HURAN !!

テーマ:自然
 「すみませ~ん、申し訳ないですが予約の取り消しをお願いします。」
 
 こんな電話がやたらと多い。
 それも特に土曜日が・・・・。

 今日の予約も3組10人がキャンセル!
 「あ~~何と言うことか!」

 ここ20日ぐらい雨が降ってないのではないだろうか?
  「今夜半の紀伊半島南部は雨」と言う天気予報もまったく当たらない!
 干上がった川は白い石だけが目立ち、どう見ても痛々しい。

川原 川原2

 通常、瀬に棲む鮎も水量が少なくなると深い淵に移動するというので、お客様の「釣りに行っても無駄」と言う気持ちもよく分かる。

 太公望たちが待ちに待つ雨はいつ来るのだろうか?

 と、ここまで書いた今「お~~ 急に雨が降ってきた、それも大きな雨音!」
 恵みの雨となるのだろうか?

 意外な展開にビックリ!

 でも、いつ止むかもしれないこの雨、とりあえずタイトルはそのままに!!

刈り取り

テーマ:出来事
           
 盆が過ぎたというのに「まだまだ 暑いの~!」
 こんな言葉が挨拶代わりの小口。

 昨日、「自然の家」を出て2~3分、東地区を走っていると木陰で何やら人の固まりが!
 よく見ると、5~6人の方がジュースやお菓子で楽しんでいるではありませんか?
 勿論そんなものには目の無い小生、車を即ストップして輪の中へ。
 大事な大事な、地元の人とのコミュニケーションを図りつつ、ついで(?)にお菓子を頂戴して暫しの談笑、聞くところによると稲刈り作業の休憩中だという。

 この東地区、昔ながらの手法で米作りをしているらしく、刈り取られた稲は丸太で組んだ「なるがけ」というものに掛けて米を干しています。
 多少小さな機械は使うものの殆んどが手作業、それと言うのも、こうする事によって茎や葉から栄養分がモミに入り甘味が付くといいます。(*機械で刈り取って機械で乾かすものとは味が格段に違うようです。)

稲穂 ガードレールへ

 掛けられた米は「さがり」と呼ばれていましたが、その上部にはナイロンを被せています。
 「なぜ?」
 「雨が茎にしみ込まんようにしたあるんやけどの~、これって、台風が来たら大変なんやよ、ナイロンが吹き飛ばされるしの~!」
 手間隙かけた稲も台風一つで無茶苦茶になるとか?

小型機械 なるがけ

 そんな話の最中に、近くで「バンバンバンバン」と言う爆竹のけたたましい音、「これは何か?」と尋ねたら、近くに猿の集団が来てるという。
 「効き目あります?」
 「うん、最初だけはね!」
 「我々がこうして居る間は奴らも出て来やへんけど・・・・帰ったらすぐに出て来て食べられる。」
 「猿にはかなわんわ~、猪や鹿ならあのトタンで大丈夫やけどの~。」

「この前も倉庫から南瓜を抱かえて、走っていった。それも次から次にやって来て!」
「まあ、わしは南瓜があまり好きでは無いさかの~ハハッハ!」と笑い飛ばしていたが・・・・・・・。

 昨日のように大都会のど真ん中(渋谷駅)までも出没する野生の猿、小口に集団でいたとしても不思議ではないが・・・・・天災や猿対策に大変な苦労をしている農家の皆さんです。

 「台風さん」干して脱穀するまで暫し待ってあげてください!
 そして、猿さんも・・・・・・言ってもダメか~。

この夏の思い出 !!

テーマ:出来事
8月9=熊野原人の会 和田川峡谷野人レース;アドベンチャー
     関東・地元合わせて約100名の会員・ボランティアが参加しました。

アドベンチャー アドベンチャー2

8月9日=総会・懇親会
      懇親会にはダンサーによる踊りも披露されました。

懇親会 ダンス

8月10日=和田川峡谷野人レース:アクアスロン
       清流和田川で熱い戦いが・・・・・・。

アクアスロン アクアスロン2

8月11日・16日=カヌー教室
           この夏3回目のカヌー体験教室。
           カヌーの面白さを満喫していただきました。

キャンプ場 カヌー教室

8月14日=小口夏祭り:鮎つかみ
        金網で囲い、放された400匹の鮎を手づかみする小口恒例のイベントが午後5時からスタート。
        上手なお子さんは10匹ほどを捕まえていました。

鮎つかみ 鮎つかみ2

8月14日=小口盆踊り
       幼い子供たちも屋台のお手伝い。

夜店 盆踊り

8月15日=精霊送り
       先祖が子孫の家庭を訪れ、また元の場所に送られる「精霊送り」。
       小口でも水際に石で祭壇を作り死者の魂を送りだしました。

精霊送り

キャンプ場=フリーサイト
        やっぱり夏はバーベキューとキャンプファイヤー。

フリーサイトキャンプ キャンプファイヤー

 「あ~~終わった~」
 「とにかく暑かった~!」

受け継がれる技術!

テーマ:歴史
 花から~花へと~♪ 飛んで飛んで♪ 

 熊野の大自然の恵みが・・・・小生の口に!
 中々手に入らない在来種日本ミツバチの蜜、ついに手に入れました。

 それも和田川産の極もの!!

 さすが、あの険しい山中を飛び回り、数ある木々の花から集めた蜜、濃い色をしたそれは実にきめの細かな味がします。

 あまりの美味しさに顎が外れそう!!

蜂蜜 蜂蜜2

 「今年は60箱ぐらいしか、よう切らなんだわ~!」と語る熊野川町椋の井のMさん。

 和田川を中心に、広範囲に「ごうば」(蜂が蜜を集める箱)を置いているらしいが、今年の蜜の採取は先日の瀞奥にある立会川のものを最後に終了したという。

 「切る」というのは「ごうば」から蜜を取り出す行為のことのようだが、60箱も設置しているのはすごい!
 
 「いや、若いころは180箱ほど置いた~たんやで~!」と言う。

 秋がくれば中を綺麗に掃除して、冬には洋蜜や「きざら」を買って餌として与える。

ごうば ごうば2

 時には天敵の熊に襲われたりするという。
 
 採取は、山から背負子で下ろす。

 背中には蜜がいっぱい付いて、ベトベト!
 
 当然それにアリがつく。
 
 ろ過は部屋の中、蜂もついてくるので部屋中に蜂が飛び交う。
 
 そうして、ろ過した蜜を1年間寝かしてやっと完成だという。

 なんとも苦労の多い養蜂です。

 それでも、遠く北海道からの注文や心臓病の為にと毎年購入してくれる人も沢山いるのでやめられないと言う。

 世界最古の甘味料ともいわれ、栄養価が高い日本ミツバチの蜜、江戸時代からはじまった歴史ある養蜂、熊野の山間部では今もその技術が脈々と受け継がれています。

TORERUKA KURI?

テーマ:キャンプ場
 夏休みに入ってにわかに忙しさを増した「小口キャンプ場」。
 そんなキャンプサイトの片隅には、こんなものが実を付けていました!

キャンプ場 栗の木

 栗です。

 昨年と比べ今年は沢山実っているようです。
 しかし、残念ながらこの栗が熟し拾うころにはキャンプ場は閑古鳥・・・・・ああ~~。

 エッ? と言う事はチャンスをものにすれば美味しい栗を独り占めできると言うわけ?・・・・・・ああ~~待ち遠しい実りの秋。

栗

 だが、待てよ!

 よ~く考えれば、この栗拾いにはライバルが沢山!
 まず、近所に住む方々、次いで宿泊のお客様で周辺を散歩される方、そして、何よりの強敵は近くに住む「猿」。

 世間では人間に次いで賢いと言われるが、こと食べ物の見極めは人間様をはるかにしのぐ。

 果物でも野菜でも、「もう少しで収穫!」と思っていると、奴らが、それをあざ笑うかのように、その直前に採ってしまい、そのおこぼれを人間が頂戴するという構図。

 あ~~耐えがたきを絶え、忍びがたきを忍び・・・・!です。

 こんな奴、早く逮捕してもらいたいものですが、残念ながら電気などあらゆる防御策も一度害があればすぐに覚えられるし、鳥獣駆除で鉄砲を持って山に入ると絶対出てこないという、手のつけられない難敵です。

 だけど、いくら賢いと言っても、茹でて食べるホクホク感は知らないだろうし、まあ、その辺に優越感を持ってチャンスを待ちたい!

 でも、学習能力が高い猿、来年当たりにはヒョットしてキャンプサイトで鍋を囲んでいたりして・・・・。(笑)

お知らせしま~す!

テーマ:お知らせ
小口文化振興会議主催による、第20回「小口夏祭り」が今年も開催されます。

やぐらを中央に今年も盆踊りを、そして美味しい美味しい夜店で舌鼓・・・・!!

恒例の「鮎のつかみ取り」も実施されますよ~!

小口川の清流と鮎の感触を存分にお楽しみください。


日  時   20年8月14日  午後5時からスタート
場  所   小口自然の家グラウンド




  ↓ 【 昨年の「小口夏祭り」での一コマ 】  

鮎つかみ 鮎つかみ2

プロフィール

栗

にしやん

熊野古道
大雲取越~小雲取越のど真ん中
「水がきれい」で「空気もうまい」!

こんなすばらしい環境でノンビリと働いて?・・・・・・います!

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