はいがま

テーマ:歴史
 熊野川町鎌塚で今では珍しい「はいがま」を発見!
 「はいがま」とは、方言で肥料用の灰を作る施設ですが、昔は灰の製造が一番大切で畑で取れる野菜の良し悪しもこれで決まると言われ、どの家でも畑の傍らに。
 そして、其の近くには牛小屋や農機具などがおいてある納屋などがありました。

 この写真の灰窯は、小生などが知る石垣に作られていたロの字の大きな灰窯とは少し違うものの、昔の農村が懐かしく感じられるような雰囲気が・・・・・。
 子供の時は、よく親に注意されながらも、寒い冬には其の周りで暖をとりながら よく焼き芋をしたものです。

 この鎌塚の「はいがま」は、今でも焼却場として使われていますが、ここを除くほとんどが取り壊されたりで、昔の生活を支えてきた物が段々と姿を消してしまっています。
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 姿を消したと言えば、「くど」もその一つ。
 昔の民家にあった「かまど」。
 そこには「くど」が作られ、その上には必ず「羽釜」が載せられていました。
 その横には土間をはさみ台所が。
 そんな「かまど」の柱や壁は、朝に晩に煙にいぶされ 真っ黒!
 「くど」には煙突が取り付けられてはいるが・・・・・・。
 そんな場所でいつもたっていた母。

 こんな「くど」や「灰窯」も、今ではガスレンジや炊飯器、ステンレスの焼却炉に生まれ変わり、生活環境も一変した。
 効率的だとはいえ  すこし寂しいような・・・・。


吟 行

テーマ:出来事
 昨日、「まくまの短歌会(会長代行山崎氏)」が熊野川町小口を中心に吟行を行ないました。
 この会は「短歌の発展向上を願い」、70年前に清水得太郎氏によって発足したもので、現在も図書館を中心に活動している稀有な団体。
 先人の精神を受け継ぎ、厳しい時にも皆が声を掛け合い70年の長きにわたって、和やか且つ真剣にこの会を守り立ててきました。
 現在は会員8名と少ないものの、月1回の例会と春・秋には必ず吟行を実施していると言います。

 今回は即興で短歌を作る訓練。
 5名の会員が参加し、「蓮痕岩」や大山地区の「岩群」、そして、斉藤茂吉と土屋文明が歩いたという熊野古道や宿泊所などを見学、風景や歴史などを盛り込み「お題」をもとに短歌を詠みました。
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 昨日は、少し肌寒いうえにポツポツと雨がふる中ではありましたが、平均年齢?歳の会員達も大変元気に吟行を実施。
 半ば観光気分もあって、「この緑 気分ええの~」「あっ 柚子や!」「今年は猿も少ないようで 柿もよう生ったあるの~」と
 こんな事を言いながらも、斉藤茂吉や土屋文明が宿泊した旅籠中村屋の説明板には真剣に見入る姿も!
 さすがは歌人!
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 午後4時からは「小口自然の家」広間で審査及び勉強会を行い、秋の吟行・短歌会が無事終了いたしました。

 最優秀作品は ?(のちほど)

  短歌や俳句などに携わる人が徐々に少なくなった今、互いに刺激し合える仲間の集いは、素晴らしいの一言!

 ~ますます交流を増やしていって欲しいものです。~

「お客様の撮った写真展」

テーマ:お知らせ
 明日から、「小口自然の家」で「お客様の撮った写真展」を開催いたします。
 期間は11月25日(日)まで(水曜日は休み)。
 時間は、10時~16時までです。
 ~ 是非ご覧下さい。~

 この写真展は、「小口自然の家」で宿泊されたアマチュアカメラマン白石八朗さん(神戸市)が撮影したもので六つ切り20点を展示しています。
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 川が大好きな白石さん、朝から晩まで川三昧!
 聞けば15年も前から各地の川にドップリ。
 手と足の指間には「みずかき」が?
 まあ、そんな事もないですけど、とにかく半端な川好きではない白石さん。

 これまでには、岐阜の長良川や九州一の川遊びのメッカ熊本県の球磨川、最後の清流と言われる高知県の四万十川などなど、近畿地方を中心に全国各地の川を楽しんできた。
 中でも「熊野川町の和田川が一番」という。
 「ウレチィ~」!
 水の透明度は勿論、水温も非常に高く川遊びや泳ぎに最適、しかも魚影も濃い。
 水質日本第2位と言われる川も体験したが、上流にダムがあるなど水温が低く魚なども少ない。
 和田川とは、魚の生態系がまったく違うといいます。

 「きれいな川を堪能できたし、美しさ・楽しさを表現できて嬉しさいっぱいです。」との言葉に・・・・「思わず 感謝です。」

田舎版オープンカフェ

テーマ:出来事
 道の駅「瀞峡街道 熊野川」で、昨日「田舎版オープンカフェ」が開催されました。
 おりしも日曜日、熊野を訪れた観光客や通りすがりの人、川舟の無料体験に参加する人などで結構な人出。
 会場には、猪鍋・めはり・ズガニ・地ビール・サンマ寿司などが並び、郷土の匂いが「ブン プン」!
 そんな匂いに惹かれて、出勤途中に寄ってしまいました。

 関係者には顔見知りも多く、皆ボランティアの様子。
 日ごろ物静かな方も、この日ばかりは大きな声で呼び込みをしていました。
 更に、テント内では熊野川町の有名軍団「道芝グループ」が草履を販売、売り子は、50年~60年前のお嬢さん数人!
 他とは違い、ここだけは大変もの静かなスペース。
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 会場では、チョット寒くなったせいか温かい食べ物に興味が集中、おでんに鍋などを買ってアベック(古ッ)で食べる姿も!
 ズガニはオス100円、メス150円と今が食べごろなのに「お求めやす~い価格」、でも、オスがメスよりも安い・・・・う~ん チョットこのへんは複雑!
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 そして、本日の一番人気は川舟体験、なんと言っても「無料」、こんな看板にひかれない人はいない、笠を被りライフジャケット姿でぞろぞろと乗舟所へ。
 見れば、熊野川町音川を出生の地とする、平安武将 平忠度(たいらのただのり)も名前のごとく川舟にただ乗りしているではないですか!
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 また、そんな賑わいの直ぐ横には、なが~い竿をもった釣り人数人、イベントには目もくれず微動だにしない姿で川とニラメッコ!
 何か不思議な光景!

 そして、小生のお目当チェンソーアート、龍神で世界チャンピオンに指導されたと言うAさん!
 熊野の森林に魅せられ、住み着いてしまった埼玉出身の女性、慣れた手つきでエンジン始動 重いチェンソーを巧みに操りながら約1時間?
 躍動感あふれるリスが完成しました。
 「お見事!」
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 訪れてくれた多くのお客さん、今日は楽しんでくれたんやろか・・・?

化石「蓮痕岩」!

テーマ:自然
 以前、熊野川地域で採集された化石展示会を開き、思わぬ反響がありましたが、「小口自然の家」裏にもこんな物が?
 2000万年以上前に出来たといわれ、和歌山県の天然記念物にも指定されている「蓮痕岩」という海砂堆積の化石です。
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 熊野川町は、県内の4つの地層の中の四万十帯に属する熊野層群に位置しています。
 そして、植物化石は勿論ですが浅海に棲息した二枚貝や巻貝の化石も出ている地域、いったい、この周辺の地層はどんなんだったのでしょうか?
 深海で堆積し隆起でだんだん浅くなり、やがて陸化していったのでしょうか?
 蓮痕岩の説明では、「蓮痕」とは、特に砂岩の地層面に波又は水流の運動によって出来た波状の「でこぼこ」で、その模様がそのまま地層の中に保存されたものが化石蓮痕となっています。
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 往時、この付近が海だったころ、蓮痕面を持った部分が石化し地殻の隆起によって地表に出てきたものとあります。
 地球は、約10万年の周期で氷期・間氷期を繰り返し、氷期が終わると地球規模で暖かくなったといわれます。
 そうなると氷がとけて海域に流れ込み、海水面が上昇します。
 いつだったか、瀬戸内海域の佐田岬の海底から象の化石が見つかったって?
 陸であったということなんでしょうね。
 陸上の動物などは、一旦地中に埋まり解けて流れ込んだ水に洗い流され出てきたと推測されていますので、そんな事が各地域であっても不思議ではないかも?
 潮の速いところは海底を削り砂になる。
 砂は潮流に乗って流れが緩やかになると海底にたまる。
 そうして砂の丘が形成される。それを砂堆というそうですが、「蓮痕岩」なども そういった経緯の後に出来上がっていったものなんでしょうかね~。

料 理!

テーマ:小口自然の家
10月も半ばを過ぎ、少こ~し涼しくなってきた今日この頃!
「小口自然の家」の料理も、「ざるそば」、「そーめん」から「鍋物」の冬支度になりました。
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料理は旅の楽しみの一つ!
地物を利用し、季節の旬の食材を生かした料理が、お客様に喜ばれる。
そして、細やかな心配りで温かい物は温かく、冷たいものは冷たく。
田舎だからの「こだわり」をもって。
そんな事を日々考えながら調理場にたつ板長さん!
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「自然の家」の職員は、ほとんどが兼業農家(趣味の耕作を含め)、皆さんからよく自家産の野菜などを頂戴する。
それを食材として使用するので新鮮そのもの!
お造り、野菜、天婦羅、煮物、胡麻豆腐、鍋物、そしてデザートなどなど。
それにプラスして、時には板長さんの自慢の腕で鮎やズガニを獲って、お客様にお出しする。
でも、鮎やズガニは板長さんの腕次第。
釣果でその日の料理内容も若干変更します。
釣果のあった日には、「釣りたてのピチピチです。 どうぞ熊野の鮎をご賞味下さい。」と自信満々にお出ししていますが、なかなかうまくいかない日も!
昨日も、何とか釣りたての鮎を食べてもらいたく、「チョット 鮎の顔を見てきま~す」と釣り竿片手に熊野川へ。
帰ってきた板長、「アカンわ~ 四匹だけや~」とため息!
でも大きい! 測ってみると24cmもあった。
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「でも とても数が足りんよ! 持って帰ったら?」
またまた厚かましくも貰ってしまった小生。
良型の新鮮鮎も、大切なお客様の口に入らず小生の腹の中に納まってしまいました。
お客様 ごめんなさい。

まっ タマ(?)にはこう言った事もありますが・・・・・・・。

シブッ !

テーマ:自然
 昨日、廃校になって久しい鎌塚小学校に足を運んでみました。
 熊野川町内の小・中学校は鎌塚をはじめ、滝本や小口で廃校が相次だ時期もある。
 そのうち、現在有効利用されているのは小口中学校から「小口自然の家」に生まれ変わったケースだけ。
 鎌塚では、一時廃校跡を利用してアトリエ兼住居とした版画家がいたようだが、今はまったくの無人状態。
 「もったいない!」
 おりしも、「お試し住宅事業」を進め「田舎暮らし」を推進している新宮市、こういった廃校を「田舎ぐらし」や「子供たちの自然教育」の拠点に利用できないもんなんだろうか?
 何とかしたいものですね~!
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 ところで昨日、新宮市からの依頼を受けた人たちが草刈を行なっていましたが、きれいに刈りとられたグランド脇の岩場に、なんと柿の枝が2本でていました。
 しかも ずずなり(たくさん実がついている)状態!
 今年の柿は不作と聞くが・・・・・?
 って言うよりも、みんなサルに盗られてしまうと言います。
 「猿も来ないし もうすぐ取れごろ!」と思ったら、サルが来て人間よりも早く取ってしまうらしい。
 熟すのを待ってるんですね~。
 「サル知恵」という言葉があるほどの猿、実に賢いものです!
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 が、ここだけは猿も気がつかなかったのか、はたまた、気がついても場所的に採ることができなかったのか?
 「しめしめ ヤッパリ猿より人間の方が賢いや!」
 と思いながら、一つだけとって食べてみる。
 「シブッ」!
 なんと渋柿。
 猿も採れなかったのではなく、採らなかったのです。
 でも、見事な実り方!
 昔は渋柿でも皮を向いて玄関前に吊るし、「干し柿」にして渋を抜いて食べたものですが・・・・・・・・。

美味 マツタケ!

テーマ:自然
  秋の食卓を飾る高級品「マツタケ」、貧乏人の小生などの口には絶対入らないシロモノ!
 店頭では今までの中国産が姿を消しアメリカ産や韓国産などが並ぶ、勿論日本産もあるにはあるが、とても手が出ない。
 外国産は安く手に入るも、独特の香りも無く、風味が落ちるので買う気にもなれない!
 そんな先日、職場の人から「マツタケ たべる?」と大変ありがたいお言葉!
 家に帰り、早速頂戴した袋を開けてみると「なんと なんと」
 沢山のマツタケ!
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 知人にもおすそ分けし、家では「マツタケご飯」に「やきまったけ」「土瓶蒸し」、久し振りの「だんなし気分」を味わう事ができました。(*だんなし=方言でお金持ちの事)
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 熊野川町では、今年の「まったけ」は意外と豊作のようです。
 いろんな所での会話で そう思う。
 でも、マッタケ採りをする人は絶対に採取場所は言わない。
 どうも夫々に自分の秘密場所があるらしい。
 聞くところによると採ったあとも後ずさりしながら、枯れ草を掛け分からないようにしておくとか・・・。
 「地表からわずかに、頭を出したところを見つけるのが難しいんだ!」「シロの場所を分からんものは、いくら探しても絶対無理やで~」と言う。
 素人は簡単に採取できないようです。

 回遊魚の「マグロ」でも人工飼育できる時代、こんなマッタケを何とか栽培する方法は無いものなのだろうか?
 それとも、アレだけの強い香り、イヌを訓練してマッタケ狩りのハンターにしてみては?

国地神社の例大祭

テーマ:出来事
 熊野川町西の「国地神社」で例大祭が執り行われ、里人や近郊からの参詣者で賑わいました。
 10月7日、鬱蒼とした山の中の神社にポツポツと人が集まりだし, そしてチョット涼しくなったせいか神社の片隅には焚き火が炊かれていました。
 焚き火を囲む輪の中には何故か鮎が?
 祭り終了後の酒の肴なのだろうか?
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 10時30分、祭事が始まり神官が五穀豊穣や国家安泰の祝詞をあげ、区長や班長などの代表者が玉ぐしを奉奠。
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 そして、みなさん待望の餅まきに。

 これまでの厳粛な祭事に比べると、大きな変わりよう。
 老いも若きも真剣そのもの!
 日頃の親しき人もこの日ばかりはライバル。
 一つの餅をめぐって笑いながらも必死のバトル!
 そんな姿を撮影していた小生も我慢の限界、カメラ片手に緊急参戦!
 おかげさまで餅60個をゲット。
 そうして、年に一度のお祭りが終了しました。
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 この神社は、元々鎌塚地区で祭っていたものをこの地に移したと言います。
 何時の事なのかよくわかりませんが、灯篭には明治34年10月吉日とありました。
 そして、昔から重い病の際にお参りすればご利益があると伝えられいるとか・・・?
 
 終了後、国地神社の「主神は?」と聞くと
 誰もが・・・・・・・・・?

 修験者であった森庵一族が西地区を開拓した際に、オオクニヌシを道案内したという猿田彦を祭ったとか・・・・・。
 伊勢神宮に祭っている猿田彦神が国地のいわれなのか?
 「う~ん」よく解らない。
 でも何かしらの縁があって神が勧請されたのでしょう。
 現実に、地域の人々の支えになっているから  「まっ いいか!」

 この先40~50年後も、又それ以降も永遠に聖なる存在にして頂きたいものです.

「小口自然の家」のホームページはこちらです。

プロフィール

栗

にしやん

熊野古道
大雲取越~小雲取越のど真ん中
「水がきれい」で「空気もうまい」!

こんなすばらしい環境でノンビリと働いて?・・・・・・います!

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